(四)-2
文字数 377文字
「あっれ~、マコト先輩、どうしちゃったんですか」
そう声をかけるチャラ男の表情は引きつっている。口は平静だが本性が顔に出てしまっている。
思い出し笑いのように再び底意地の悪い笑い声が、彼女の腹の底から湧き出るようにしてマコト先輩の口から次々とあふれ出して、やがてその声は高く大きくなった。
さらに続けて、俺たちは驚くべき光景を目にする。マコト先輩の体、厳密に言うと腕や足など体中の筋肉が急に動き出し大きくなり始めたのだ。そしてそれは彼女の身長を高くし始め、さらに太くなった腕や足の筋肉が白いワンピや紺のニーソを破いていった。白い肌もどんどん浅黒くなり、やがて真っ黒になった。そして最終的にマコト先輩は身長は二メートルを優に超えるほどの身長となり、筋肉隆々の体つきで、さらに背中に翼が現れた。おまけに顔も馬のように長く伸び始め頭には角が生えてきた。
(続く)
そう声をかけるチャラ男の表情は引きつっている。口は平静だが本性が顔に出てしまっている。
思い出し笑いのように再び底意地の悪い笑い声が、彼女の腹の底から湧き出るようにしてマコト先輩の口から次々とあふれ出して、やがてその声は高く大きくなった。
さらに続けて、俺たちは驚くべき光景を目にする。マコト先輩の体、厳密に言うと腕や足など体中の筋肉が急に動き出し大きくなり始めたのだ。そしてそれは彼女の身長を高くし始め、さらに太くなった腕や足の筋肉が白いワンピや紺のニーソを破いていった。白い肌もどんどん浅黒くなり、やがて真っ黒になった。そして最終的にマコト先輩は身長は二メートルを優に超えるほどの身長となり、筋肉隆々の体つきで、さらに背中に翼が現れた。おまけに顔も馬のように長く伸び始め頭には角が生えてきた。
(続く)