各話あらすじと地図他資料

ここは各話のあらすじと地図のページです。
気になったものがありましたら、お読みいただけるととても嬉しいです。
公開予約を入れたところまでのあらすじを先行アップしています。

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時折下記神津市の出来事です。


各話あらすじ
ー雑多SF
○星の終わり：終焉の1000字
星が落下してきて滅ぶまでの少しの時間のエピソード。

○管をつなぐ：誰かの燃料5000字
俺は配管工をしている。仕事の合間に駅前で蕎麦を食べていたら、知らない女に話しかけられた。女は半分腕が取れていて、壊れているようだった。

○記憶探し：シナプス辿る7000字
私と侑李は記憶の研究をしていた。けれども侑李は目の前で植物状態になっている。私はなんとしても侑李の記憶を再生したいの。だって私にとって大切なのは侑李だけだから。

○真実は頭の中に：近未来捜査の2000字
22世紀の捜査の中心は特殊機材で過去の事象を洗い出し、ありうる可能性を絞ることで勧められていた。けれども今、目の前にはそれでは対応できない死体があった。

○夏と秘密基地：夏の思い出3000字
俺と友人は故郷を訪れ、そして自然とある場所に足を向けた。そこは俺たちが子供だった頃に秘密基地にしていた場所だ。

○ディオゲネスはダンボールの中：奇人のDNAな2500字
最近俺らの住処に変な外人が紛れ込んでるんだよ。ディオゲネスと名乗ってわけのわからないことを言うんだ。

○交換月記：頭の中の3000字
描いた記憶のない日記アプリがインストールされているのを見つけた。そこには月と名乗るものと雲と名乗るものが交換日記をしているような記載が見られる。これは何だ？

○かいじゅうたちのいるところ：ふわふわ隔離の7500字
21世紀末、『かいじゅう病』という奇病が流行った。幸せになると怪獣になってしまうのだ。そうして結婚式を目前にして、私の彼氏の響(ひびき)も怪獣になってしまった。決して幸せにならないって誓ったのに。

○酔っ払った後の時間：記憶にない1500字
目が冷めたら見知らぬ白い部屋にいた。俺は何故ここにいるんだ。酔っ払ったように胃がムカつき、思わず嘔吐する。するとどこからともなくアナウンスが聞こえた。

○かかふかか：完全変態の7500字
朝起きると、１匹の芋虫になっていた。もぞもぞと動くと彼女の背中が見えた。話しかけると糸が出る。俺はどうしてしまったのだろう。
●pixivの「執筆応援！ワンルームSSチャレンジ2」で優秀賞もらった。

○かぐや姫のすれ違い：ニアミスの３０００字
僕の彼女は突然いなくなった。『月に帰るから』ってそれだけ言って。だから僕は仕方がなく月見団子を供えるんだ。

○＠脳内：声が聞こえる１０００字
最近聞こえる声はまったくうざったくってさ。

○私を買って：家を巡る1000字
私は少し緊張していた。僅かな手荷物をもってそのチャイムを鳴らす。この家は私を買ってくれるだろうか。

○エニシダを呼べ！：世界を救う8000字
地球に未曾有の危機が迫り、私はエニシダを連れて新しい星を探して宇宙船で飛び立った。


－神津のUFOシリーズ
○ しぶんぎ座の下で：流星を眺める7500字
１月４日はしぶんぎ座流星群の極大期だ。だから僕は毎年籠屋山に登っている。とてもいいスポットを見つけたんだ。そこで電波で流星を観測するために。

○籠屋山上ル：UFOに乗る4500字
昼休みに同僚の蒲田がUFOに乗ったんだという。マジかよと問うとどうやら本気らしい。意味がわからないとおもいつつもう一度夕方に尋ねたら、蒲田は昼休みにUFOに乗ったと言ったこと自体すら忘れていた。何が会ったんだ？

ーねこロボシリーズ
○りょうしりきがくてきかんそくねこ：量子力学的2000字
近未来、誰かが観測したことによってその時点での存在が確定し、誰かが観測していなければ存在が不確定になる猫型ロボットが存在した。そしてそれは観測すれば現れるものだから、事故が多発し、駆除することになったのだが。

○どげざねこ：ストレス緩和の2000字
ただ謝るだけというどげざねこを入手した。脳波を観測してストレスを表わす脳波が出るとオートで謝るのだ。けれども最近、なんでもないところで謝られることが増えた。壊れたのかな。

○めっきねこ：オーパーツな2000字
メッキ加工するだけの単機能の猫型ロボットが時空の狭間を超えて発掘される話。

シリーズ説明
－神津のUFOシリーズ
地球、というか神津市を訪れるUFOのシリーズです。籠屋山(かごややま)にUFOの発着場があります。それから高天山脈から百夜山沿いに神津湾に抜けるルートがUFOの運行航路になっており、ちょくちょくUFOが見られます。

ーねこロボシリーズ
ねこがたのロボットの登場するシリーズです。