文字数 1,121文字

 二千十八年 一月 二十一日


 日付が語っているように、一日空けての日記となります。
 これは、五日目と呼ぶべきでしょうか、六日目と呼ぶべきでしょうか。
 ごめんなさい、昨日はかけませんでした。
 といいましても、ちかって、かくのを忘れていたわけではありませんよ!
 ママがこれをよんでいるときには、私のあくじなどわすれていると思いますので、かんたんにせつ明させていただきます。
 じつは昨日、私は公えんに泊まっていました。
 学校が休みの土よう日、とけるはずもない宿だいを投げ出したことで、もて余すこととなった時かんを有効活用しようと、考えを巡らせていたところ、あの日のスープのお礼をしようと、ママの役に立とうと思い立ち、けいそつにも部やを出て、台所にたまった食器へ、手を伸ばしてしまったからです。
 これでは、ママが怒るのも当ぜんですよね。
 文字に起こすと、気づかなかったあやまちが、せん明に浮き出てきました。
 つ合よく、公えんでだれかが、日記セットの無料配布イベントでもかいさいしていれば、昨晩の状況や気もちを、リアルタイムでかきのこすことができたのですが、、、。
 でも、そんなことより大じなこと。
 自分では役に立てると考えて起こした行どうが、相手からすればめいわくで、うら目に出てしまうこともあると、この度、学ばせていただきました。
 身のほどを弁えて、行どうするべきでしたね。
 反せいも、こうかいもしています。
 学んだことや、今の気持ちを忘れずに、今ごの判だんに、いかせられればなと思います。
 私はけがれです!
 ですから、どうか、きらいにならないでくださいね。

 それにしても、これをかきながら、昨日、この日記ちょうには、一切の■■■を加えられなかった幸うんに対する、安どのため息をもらすばかりです。
 もちろんこの日記は、自己まん足でもありますが、やはり、いつかのママによんでもらう楽しみがモチベーションとなって、つづいています。
 少しでもママにほめてもらえるように、見直してもらえるように、もっともっと文しょうを上たつさせて、かん字を覚えて、そう合的に成長できるよう、しょう進していこうと、改めて決心しました!
 何日ごか分からないけれど、それまでは、ママに気づかれませんように。
 (ごめんなさい、■■■だなんて、失礼にもほどがある!!)

 処ちの施しようがなくてごめんなさい。
 でも、本音をかくと、良くないことをしてしまったけれど、久しぶりにママに触ってもらえて、スッゴく、スッゴくうれしかったんです。
 ァブレッシンギンディスガイズ、日本語だとこういうとき、災い転じて福となる、が本当にてき当なのでしょうか。
 それでは、おやすみなさい。

 アイラブユー。
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