文字数 1,246文字

 二千十八年 一月 十九日


 これで日記も四日目です。
 三日ぼう主、ぶじにのりこえました!
 安心するのはまだ早いかもしれませんが、今のところ、下手ながらたのしんでいます。
 日記って、いいしゅうかんですね。
 文しょうを作るれんしゅうになるのはもちろん、かいて、自分の行どうを客かん視することで、自信になったり、反せいのきっかけになったり。
 そして何より、自分がたしかに、今日一日を生きた証となってくれます。
 加えて私は、幸か不幸か、記おく力もわるいので、何しゅうかんごか、何ヶ月ごかに、しんせんな気もちで日記をよみ返すことができる、そんなメリットもあります。
 ママもこれをよんでみて、いつかもし、気が向いたら、日記をつけてみてはいかがでしょう。
 きっと、たのしいですよ!
 私ですら、たのしめているのですから。

 ところで、昨日は、あんなことをかいてしまってごめんなさい。
 ママの気分を、がいしてしまったと思います。
 でも、あの行どうを起こしたおかげか、クラスメートのみんなは、ママのわる口など、ほざいてこなくなりました。
 けれど、その代わり、みんなとのきょりができてしまいました。
 だれも、私に話しかけてくれなくなりました。
 でも!
 そんなこと、私は全ぜん気にしていません。
 むしろ、あんな人たちとは、さい初から、かかわるべきではなかったのかもしれませんね。
 ママのおしえてくれたとおりでした。
 他人への信用は災いをよぶ、今だからこそ、より身に染みます。
 みんなにやさしく接せられていたものですから、つい油だんしてしまって、危うくつけこまれるところでした。
 ですので、この件について、こうかいはしていません。
 今、大じなものは、ママだけです。
 この身を削ってでも、ママのそんげんを守ってみせます。
 そもそもママがいなかったら、今の私はないわけですから、ママのために生がいを尽くすのは、子どもとしてのぎむですもの!
 (よく

 そうだ、今日の日記に、忘れずにかいておこうと思っていたことがあります。
 先ほど、ママが久しぶりに食べさせてくれたりょうり、スッゴくおいしかったです!!
 分けてくださり、ありがとうございました!
 スープが余っててよかった~。
 具材と一しょに入れられていたママのあいじょうと、食器に染みついたママの甘い匂いが、体中に染みわたって、しあわせでした!
 いつも机にかざっている、幼児きのころの私と、その私を抱きかかえるママとのツーショット写真を眺めながら、何十分もかけて、なみだをこぼし、味わって食べました。
 空ふくも、つかれも、苦しみも、一気に吹きとんでくれます!
 スープがへるたびにふえていく、食器と食器のこすれる音は、とても切なくかんじましたが:_(
 また近いうちに、早いうちに、き会があればうれしいな、、、。
 とにかく、今日は、さいこうの一日でした!
 ママ、アイラブユー。
 おやすみなさい!
 大好き!

 (もしかすると、あのスープ、サプライズのたん生日プレゼントだったのかも!!)
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