木を見て森を見ず。。。

文字数 500文字

まだ動物の象を見たことがない人達が

初めて象を見た時に

ある人は象の『長い鼻』を見て言いました

なんだか長いホースのようだと。。。

またある人は象の『薄い耳』を見て言いました

なんだか平べったい革のようなものだと。。。

そしてまたある人は象の『細いしっぽ』を見て言いました

なんだかふさふさのついた縄のようなものだったと。。。

そのどれもが象の一部分なのですが

まるで違った生き物のようです。。。

みんながてんでんバラバラに言い合っていました

言い合いに疲れてみんなが帰ろうとした時に

ふと少し離れて見てみると

象にくっつき過ぎて見えなかった

自分が見ていたところだけでなく

初めて全体像が見えて来ました。。。

それぞれが象だと思っていたものは

象の体の

ほんの一部分に過ぎなかったんだと気づき始めました。。。

なにかの問題に息詰まった時にも

一旦問題から離れて見ると

こころも落ち着いて冷静に

改めて違う角度からも

周りを見渡せることがあります。。。

いままで盲点となっていて

その時は見えなかった部分も

落ち着いてみると

見えて来ることがあり

新しい問題の解決の道も

見えて来るかも知れません。。。

自分の本当の姿も

案外見えていないのかも知れませんね。。。
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