物を得るときは仕舞いまでを、箱に入る時には出る時の事まで考えよ
文字数 3,829文字
side隠れん坊や四
『湯飲み?ああ、こちら地区総長代理かきね。付喪神の可能性有りとの証言を踏まえて、対“力”機動隊第二部隊を十二が丘方面へ向かわせている」
あたらしい声の人はかたい石みたいな声。
あれ?ちょっとみんなピリッとした?こわくなったオレはかあちゃんの足にしがみつく。「大丈夫だよ」ってかあちゃんはオレのせなかをさすった。
オレはあったかい手にほっとしてかあちゃんの足にほっぺをひっつけた。
『かなぁ?ってカンジだけどぉ』
『問題なく。はとばの動体視力の良さは実感している。さて、始まりは零輪だな?細かな連絡が無いのはいつもの事だが今回は許容出来ない。らいあ殿、居るか?』
『いらっしゃらないです。こちらは零輪副地区長たろうです。かきね地区長代理、大変です』
わぁーねむそうだね。たいへんじゃなさそうな声だなぁ。
『続きを』
『未承認の配達物が“力”溜まりの家に配達されました』
『何!?』
おどろいたのはかたい声の人だけだった。
かあちゃんやおきゃくさん、せいちゃんまでも「そりゃあ“力”たまりだもん」ってかんじ。
かあちゃんやとおちゃんから「ぜったいにちかづいちゃダメ!」って言われてる“力”たまりに、れいりんですんでる人がいるんだよね?おおね巨人とせいちゃんのおともだちなんでしょー?すげー。
『配達された木箱に件の付喪神が入っていたようです。木箱から周辺への影響を精密鑑定していて連絡が遅れました。らいあ様は「木箱にうしおが閉じ込められた。進行性のまじないが掛けられている。早く出さないと」と仰って、るる様の運転されている車で猫達を追い掛けてます』
『ああ、またうしおか……』
かたい声の人、力がぬけたみたい。しずかになっちゃった。
『マた、うしおカぁ』
『まぁた、うしおっちかぁ』
「またうしおなのか」
「あぁうしおぉ……」
「「「うしおかー」」」
みんなでうしおちゃんの大がっしょうだ。
うしおちゃん、オレはすきなんだけどな。オレがヒーロー役するとたおされてくれるんだよ。「やーらーれーたーあぁー」って。いっぱつでやられちゃうんだけど、ふっかつしてくれるの。「ぬあっはっはっ! わるものふっかーつ! くぁっ!?やーらーれーたーあぁー」
……早いよね。
「あいつは寝てても覚めてても問題の発生点になるやつだな」
ためいきの大きなおおね巨人のあたまをシャッターごしになでてるにりんちゃんやさしい。
『ドうかんスるヨ』
『……大変そうだな、うしおの地区長は』
『ヤヤややメテよその言いカタ! かきね地区長代理! ボクは四葉ノ地区長なダけデうしおの地区長ジャないっテバー!!!!!!』
よつばちゃんって人がさけんでみんなけらけら笑ってる。いろんななかよしがあるんだねー。
『ハァ……それではこちらからもらいあ殿を援護しよう。るる殿はどの車を運転している?』
『黄色の牽引車です』
『……は?』
ねむそうな声とかたい声がかわりばんこにきこえてくる。しってるよ、りょうきょくたんって言うんでしょ?
『黄色の牽引車です。二台運べるサイズです』
オレまでねむくなりそうな声がきいろのけん?なに?しゃ?って言ってる。
『何故そんな車を?意味は?運転許可は?』
『免許はお持ちです。貸し車屋にそれしかなくて』
『その貸しシャ屋、品ゾロえおかしクナいかい?』
『そう有名なとこですね』
『ユウ名なノ!?なんデ借りタのサ!?』
『近いんですよ』
『ソウ言う問題?』
『わ、分かった。黄色の二台用牽引車だな?ではこちらから接触を試み』
『皆様お疲れ様でございます』
すっごいおちついた声がわりこんだ。あさ早くおきちゃったときにみれる、青に色のかわっていくとちゅうの空みたいな声だ。
けどね、あのね、れつにはわりこみしちゃいけないんだよー。
『こちら十八土炉地区長だいちです。十八土炉に猫の群が入地致しました。地区総長代理かきね様、機動隊の援護は不要でございます。お引き取りを願います。では』
シン……。ってなった。え?すごいしずか。かあちゃんととおちゃんがよるおそくにキュウリョウメイサイをひらくまえよりしずか。
『……は?なんだと?十八土炉地区長だいち殿?だいち殿!?何事だ?……待て、機動隊から通信が入った。……何?門で足止めされた?どういう事だ?十八土炉地区長から入地許可が下りない?そもそも入地許可など無くても機動隊は入れる……十八土炉地区長護衛が隊列を組んで阻んでいて、足元の十数匹の猫からは威嚇されている?……どうなっているんだ。はぁ、分かった。こちらからも連絡を試みる。一旦待機していてくれ』
「だいち区長って最近当選した人でしょ?」
にりんちゃんがおおね巨人に聞いている。
「そうだ。穏やかな見た目だったがな」
『あンまり話しタコトはないナァ』
『てらちゃんお話したらいい人だったぞぉ?てらちゃんの作ったアクセサリーおもしろいってほめてたぞぉ?』
『それほめてんの?俺っちは話した事ないけどぉ、にっこりんと挨拶はしてくれたっていうかぁ』
『あレじャナい?かきね地区総長代理ガナニかしたンジャないの?』
『そこまで接点も無い。例えあったとしてもそれだけで地区民を危険に晒す等言語道断……どうした?第二部隊長?……まさか。嘘だと言ってくれ』
かたい声がしぼんじゃった。どうしたの?かなしいの?あったかいもののむといいんだよ。
「かきね、いかがされた?」
『オン村地区保護機構の職員が門から見える範囲だけでも数名十八土炉に居る』
「何!?」
『エえッ!?だいちっテ人、機構派ダったノ!?』
『つまりかわいくしない人なんだぞぉ?』
『エ゛。俺っち挨拶しちったんすけどぉ』
どよどよどよどよとおきゃくさんたちもそわそわしてる。どうしたんだろう?わるものがいたの?
『……良い機会だ。おおね、よつば、てら、はとば。完全なオン村派宣言をしている者しか通信していないいま、話しておこう。ああ、周りに気を使わなくていい。わりと知っている者は知っている話しかしない。機構派からは面倒な返答しか帰って来ないから避けただけだ。……だいち殿は先代地区総長が特に目を掛けていた。次期地区総長を願われた際は若輩の身だからと辞退したらしいが、物別れした訳でもなく良好なまま縁故は切れていないと先代から伺っている』
「それでは機構の職員が勝手に調査しているだけでは?」
『親しげにだいち殿と話していたらしい』
『え~それなら信憑性なくないっすかぁ?だいちって人誰にでもあんなんっぽいじゃん』
『そうだ。そうだと切に願う。だいち殿が機構派に回る等……悪夢でしかない』
『エ?そんナに?“力”でナノ?人気度?』
『どちらもだ。“力”は特級認定者。昔のとある事故の際に“力”を使って村人を助けただいち殿は、十八土炉では崇められかけている。……そしてこれは未確定の情報だが、先代の“知識”を受け継いだのはだいち殿ではないかと言われている』
「先代の?たろう! らいあはだいち区長を知っているか?」
おおね巨人が大きな声を出してびっくりしちゃった。あ、せいちゃんがね。ひじを台にぶつけたんだね、声は出さないでぷるぷるふるえていたがってる。なきそうだー。いたかったね、せいちゃん。いいこいいこ。
『先代地区総長からの話でご存知でいらっしゃる。だいち殿が全力で逃げるので対面は未だならずだが』
「だいち殿が全力で逃げる?」
『ああ、それは先代から伺っている。だいち殿は謙虚な性格のあまり、人との接触を避けたがるものだから、自らの友人と知り合いにさせたい先代とさながら鬼ごっこのような日々を送っていたそうだ。そのためオン村に住居を構えてからの長い歳月ほぼ全てを雲隠れして暮らしたと聞いた。先代が紹介を完全に諦めたと宣言してから、十八土炉の外れに住んでいると判明したくらい見付からなかったそうだ。「ようやく顔が見れた。早く諦めれば良かった」と先代が少しばかり泣いたのを見たのはいまから五年程前の事だ。住む為に入村したのは事故のあった二十年前だが、合併したばかりの確かな記録が作られる前の十八土炉から居なくなったから、長年住所不明だったんだ。税や書類は納めてくれていたぞ。住所欄空欄でな』
『ネぇ、地区総長代理もフクめて特級“力”ホジ者ってナンでコセイ派なの?』
『待て待て待て私を入れるな。私は至って平凡だぞ』
『『『……』』』
おおね巨人もなにも言わない。へいぼんじゃないんだね。ヒーローだもんね!
『な、何故反応が消える?ま、まあそれはいまはいい。問題は十八土炉だ。……十八土炉内で問題は起きていないようだが……ハァ、無理矢理十八土炉の回線を抉じ開けて連絡を取る事にするか。皆はまだ警戒を続けてくれ。特に未承認の荷物が届いたらすぐに連絡を』
『はいハイ』
『分かったぞぉ?』
『りょーかいっす』
「了解」
そしてヒーロー達はかいさんしたのだった。
なんかむずかしいはなしだったなー。あんまりわかんないや。けど、ヒーローたちはいろんなコセイはがいるってことは分かったよ! オレはどんなコセイはになろう?たのしみだな! そんでコセイはヒーローになったオレは、かあちゃんとばあちゃんのお店ででっかいおにぎりにぎるんだ!
三人でニコニコお店をする未来がみえたオレは、かあちゃんの足をぎゅっとだきしめてニシシと笑ったのだった。
『湯飲み?ああ、こちら地区総長代理かきね。付喪神の可能性有りとの証言を踏まえて、対“力”機動隊第二部隊を十二が丘方面へ向かわせている」
あたらしい声の人はかたい石みたいな声。
あれ?ちょっとみんなピリッとした?こわくなったオレはかあちゃんの足にしがみつく。「大丈夫だよ」ってかあちゃんはオレのせなかをさすった。
オレはあったかい手にほっとしてかあちゃんの足にほっぺをひっつけた。
『かなぁ?ってカンジだけどぉ』
『問題なく。はとばの動体視力の良さは実感している。さて、始まりは零輪だな?細かな連絡が無いのはいつもの事だが今回は許容出来ない。らいあ殿、居るか?』
『いらっしゃらないです。こちらは零輪副地区長たろうです。かきね地区長代理、大変です』
わぁーねむそうだね。たいへんじゃなさそうな声だなぁ。
『続きを』
『未承認の配達物が“力”溜まりの家に配達されました』
『何!?』
おどろいたのはかたい声の人だけだった。
かあちゃんやおきゃくさん、せいちゃんまでも「そりゃあ“力”たまりだもん」ってかんじ。
かあちゃんやとおちゃんから「ぜったいにちかづいちゃダメ!」って言われてる“力”たまりに、れいりんですんでる人がいるんだよね?おおね巨人とせいちゃんのおともだちなんでしょー?すげー。
『配達された木箱に件の付喪神が入っていたようです。木箱から周辺への影響を精密鑑定していて連絡が遅れました。らいあ様は「木箱にうしおが閉じ込められた。進行性のまじないが掛けられている。早く出さないと」と仰って、るる様の運転されている車で猫達を追い掛けてます』
『ああ、またうしおか……』
かたい声の人、力がぬけたみたい。しずかになっちゃった。
『マた、うしおカぁ』
『まぁた、うしおっちかぁ』
「またうしおなのか」
「あぁうしおぉ……」
「「「うしおかー」」」
みんなでうしおちゃんの大がっしょうだ。
うしおちゃん、オレはすきなんだけどな。オレがヒーロー役するとたおされてくれるんだよ。「やーらーれーたーあぁー」って。いっぱつでやられちゃうんだけど、ふっかつしてくれるの。「ぬあっはっはっ! わるものふっかーつ! くぁっ!?やーらーれーたーあぁー」
……早いよね。
「あいつは寝てても覚めてても問題の発生点になるやつだな」
ためいきの大きなおおね巨人のあたまをシャッターごしになでてるにりんちゃんやさしい。
『ドうかんスるヨ』
『……大変そうだな、うしおの地区長は』
『ヤヤややメテよその言いカタ! かきね地区長代理! ボクは四葉ノ地区長なダけデうしおの地区長ジャないっテバー!!!!!!』
よつばちゃんって人がさけんでみんなけらけら笑ってる。いろんななかよしがあるんだねー。
『ハァ……それではこちらからもらいあ殿を援護しよう。るる殿はどの車を運転している?』
『黄色の牽引車です』
『……は?』
ねむそうな声とかたい声がかわりばんこにきこえてくる。しってるよ、りょうきょくたんって言うんでしょ?
『黄色の牽引車です。二台運べるサイズです』
オレまでねむくなりそうな声がきいろのけん?なに?しゃ?って言ってる。
『何故そんな車を?意味は?運転許可は?』
『免許はお持ちです。貸し車屋にそれしかなくて』
『その貸しシャ屋、品ゾロえおかしクナいかい?』
『そう有名なとこですね』
『ユウ名なノ!?なんデ借りタのサ!?』
『近いんですよ』
『ソウ言う問題?』
『わ、分かった。黄色の二台用牽引車だな?ではこちらから接触を試み』
『皆様お疲れ様でございます』
すっごいおちついた声がわりこんだ。あさ早くおきちゃったときにみれる、青に色のかわっていくとちゅうの空みたいな声だ。
けどね、あのね、れつにはわりこみしちゃいけないんだよー。
『こちら十八土炉地区長だいちです。十八土炉に猫の群が入地致しました。地区総長代理かきね様、機動隊の援護は不要でございます。お引き取りを願います。では』
シン……。ってなった。え?すごいしずか。かあちゃんととおちゃんがよるおそくにキュウリョウメイサイをひらくまえよりしずか。
『……は?なんだと?十八土炉地区長だいち殿?だいち殿!?何事だ?……待て、機動隊から通信が入った。……何?門で足止めされた?どういう事だ?十八土炉地区長から入地許可が下りない?そもそも入地許可など無くても機動隊は入れる……十八土炉地区長護衛が隊列を組んで阻んでいて、足元の十数匹の猫からは威嚇されている?……どうなっているんだ。はぁ、分かった。こちらからも連絡を試みる。一旦待機していてくれ』
「だいち区長って最近当選した人でしょ?」
にりんちゃんがおおね巨人に聞いている。
「そうだ。穏やかな見た目だったがな」
『あンまり話しタコトはないナァ』
『てらちゃんお話したらいい人だったぞぉ?てらちゃんの作ったアクセサリーおもしろいってほめてたぞぉ?』
『それほめてんの?俺っちは話した事ないけどぉ、にっこりんと挨拶はしてくれたっていうかぁ』
『あレじャナい?かきね地区総長代理ガナニかしたンジャないの?』
『そこまで接点も無い。例えあったとしてもそれだけで地区民を危険に晒す等言語道断……どうした?第二部隊長?……まさか。嘘だと言ってくれ』
かたい声がしぼんじゃった。どうしたの?かなしいの?あったかいもののむといいんだよ。
「かきね、いかがされた?」
『オン村地区保護機構の職員が門から見える範囲だけでも数名十八土炉に居る』
「何!?」
『エえッ!?だいちっテ人、機構派ダったノ!?』
『つまりかわいくしない人なんだぞぉ?』
『エ゛。俺っち挨拶しちったんすけどぉ』
どよどよどよどよとおきゃくさんたちもそわそわしてる。どうしたんだろう?わるものがいたの?
『……良い機会だ。おおね、よつば、てら、はとば。完全なオン村派宣言をしている者しか通信していないいま、話しておこう。ああ、周りに気を使わなくていい。わりと知っている者は知っている話しかしない。機構派からは面倒な返答しか帰って来ないから避けただけだ。……だいち殿は先代地区総長が特に目を掛けていた。次期地区総長を願われた際は若輩の身だからと辞退したらしいが、物別れした訳でもなく良好なまま縁故は切れていないと先代から伺っている』
「それでは機構の職員が勝手に調査しているだけでは?」
『親しげにだいち殿と話していたらしい』
『え~それなら信憑性なくないっすかぁ?だいちって人誰にでもあんなんっぽいじゃん』
『そうだ。そうだと切に願う。だいち殿が機構派に回る等……悪夢でしかない』
『エ?そんナに?“力”でナノ?人気度?』
『どちらもだ。“力”は特級認定者。昔のとある事故の際に“力”を使って村人を助けただいち殿は、十八土炉では崇められかけている。……そしてこれは未確定の情報だが、先代の“知識”を受け継いだのはだいち殿ではないかと言われている』
「先代の?たろう! らいあはだいち区長を知っているか?」
おおね巨人が大きな声を出してびっくりしちゃった。あ、せいちゃんがね。ひじを台にぶつけたんだね、声は出さないでぷるぷるふるえていたがってる。なきそうだー。いたかったね、せいちゃん。いいこいいこ。
『先代地区総長からの話でご存知でいらっしゃる。だいち殿が全力で逃げるので対面は未だならずだが』
「だいち殿が全力で逃げる?」
『ああ、それは先代から伺っている。だいち殿は謙虚な性格のあまり、人との接触を避けたがるものだから、自らの友人と知り合いにさせたい先代とさながら鬼ごっこのような日々を送っていたそうだ。そのためオン村に住居を構えてからの長い歳月ほぼ全てを雲隠れして暮らしたと聞いた。先代が紹介を完全に諦めたと宣言してから、十八土炉の外れに住んでいると判明したくらい見付からなかったそうだ。「ようやく顔が見れた。早く諦めれば良かった」と先代が少しばかり泣いたのを見たのはいまから五年程前の事だ。住む為に入村したのは事故のあった二十年前だが、合併したばかりの確かな記録が作られる前の十八土炉から居なくなったから、長年住所不明だったんだ。税や書類は納めてくれていたぞ。住所欄空欄でな』
『ネぇ、地区総長代理もフクめて特級“力”ホジ者ってナンでコセイ派なの?』
『待て待て待て私を入れるな。私は至って平凡だぞ』
『『『……』』』
おおね巨人もなにも言わない。へいぼんじゃないんだね。ヒーローだもんね!
『な、何故反応が消える?ま、まあそれはいまはいい。問題は十八土炉だ。……十八土炉内で問題は起きていないようだが……ハァ、無理矢理十八土炉の回線を抉じ開けて連絡を取る事にするか。皆はまだ警戒を続けてくれ。特に未承認の荷物が届いたらすぐに連絡を』
『はいハイ』
『分かったぞぉ?』
『りょーかいっす』
「了解」
そしてヒーロー達はかいさんしたのだった。
なんかむずかしいはなしだったなー。あんまりわかんないや。けど、ヒーローたちはいろんなコセイはがいるってことは分かったよ! オレはどんなコセイはになろう?たのしみだな! そんでコセイはヒーローになったオレは、かあちゃんとばあちゃんのお店ででっかいおにぎりにぎるんだ!
三人でニコニコお店をする未来がみえたオレは、かあちゃんの足をぎゅっとだきしめてニシシと笑ったのだった。