episode1 Reincarnation

文字数 1,078文字

ドドドドドドドドド・・・・
ピュンーーーーツトン・・・
ここは王国。ここでは西部劇のような銃撃戦が度々起きていた。
「レッド、撃て」
ドドドドドドドドド・・・・。
「さすが遊撃隊の女隊長だ、」
「いえ、テリー教官私はまだまだです」
と深く敬礼した。
彼女の名前はレッド・グランテ、王国の遊撃隊の女隊長である。
遊撃隊とは銃撃戦で特殊部隊に当たるもので味方の援護などをする。
「はぁーーー疲れた。」
そして彼女は寝た。
ドドン!
ピュン!ピュン!
「うん?なんだここって・・・・銃撃戦だっ!」
レッドは壁に身を隠した。
「ここに遊撃隊の隊長はいるかーーー」
声が聞こえる。
「私・・・行けばいいのか?」
行ってみた。
「遊撃隊の隊長ですが・・・」
「隊長かっ、今すぐ銃撃戦の先制部隊の援護に行ってくれと・・・テリー教官がっ、」
「分かった、」
きっぱり応えた。
「よーし、落ち着いているな行くよ」
スタスタスタ・・・誰にも気づかれていない。
「どこにあるんだ?」
「こっちですよ・・・多分」
行ってみると・・・
「オーッ・・・来たか遊撃隊、整えたら行ってくれ」
三分後、
「では出発だ、」
敵の陣地へ入り込んだ。
「撃て」
ピュン!ピュンピュン・・・
相手は、
「マシンガンで行ってくれーーー」
ドドドドドドドドド・・・・
勝てる見込みがあるのか・・・
ドド・・・
「うっ、なんだこの痛みは」
「撃たれましたよ・・・」
「大丈夫だから・・・構わずに・・・うぐっ・・・」
完全に心臓を撃たれていた。
「遊撃隊隊長・・・どうやらここまで・・」
ドド・・・倒れてしまった。え?死亡?
「私死んでない!」
飛び起きたレッド。
「夢でよかったー」
「え?ここどこ?」
鉄壁があり机が一つある、そしてカーテンがあった。
「ここは・・・」
「あ!起きてたのかい」
誰かに声を掛けられた。
「だ、誰・・・」
「落ち着いてくれ・・」
落ち着けるわけない。
「俺はレーター・グリーン、喫茶店を営む男だ、」
「で、ここは?」
「都市部のガルダだ。」
「が、ガルダ?」
そう、彼女は転生してしまったのである。
「私、王国にいて・・・」
「そうなのか・・・転生というやつじゃないか?」
「転生?」
いまいち良く分かっていない。
「転生は、いた場所から何世紀も、世界も変わり生まれてくることだ、」
「へぇー」
頷いた。
「でも、お前喫茶店の前で倒れていたんだぞ」
「倒れていた・・・夢でも倒れたような・・」
考えるが何もわからない。
「で拾ったんだ、な?優しいオーナーだろ?」
「あ、そうですねーーー」
なにも気にしてない。
「なんで転生しているんだ・・・」
「ちょっと珈琲でも飲むか」
「珈琲・・・」
「え?」
レッドは二階から降りて行った。
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登場人物紹介

レッド・グランテ 王国の女遊撃手、コードネーム<赤い煌き>

冷酷非情なイメージがあるそうだ。転生してしまい銃社会ガルダへ迷い込んだ。

殺し屋で働いている。

レーター・グリーン 銃社会ガルダで喫茶店を営業している店長。実は裏社会で殺し屋を営んでいる。


ガード・ミューロ 江戸時代から来た(自称)武士。刀を使う。殺し屋の一員

画像はかっこいい画像だけど普段は調子乗ってる。でも冷静な判断と閃きが多い。

エリック・ワトソン 銃社会ガルダの鍛冶屋の息子。お父さんが殺されお母さんも殺され一人になっている。

レッドに助けてもらい殺し屋に入った。あまり殺すことはできないそうだ。喫茶店でアルバイトもしている。

ダウン・ルーラ 組織spiderの右腕らしい。今の所情報はこれだけ。

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