episode2 gun public garuda

文字数 931文字

コーヒーを飲み、レッドは言った。
「転生・・・しちゃったけど銃社会ガルダって?」
「この町は荒れてるな・・」
「えぇ?」
「このガルダは元々は平和な街だった。ある暗躍する組織によって変えられたわけだよ」
「そうなんですか?」
とレッドは聞いた。
「spiderという組織だ」
「スパイダー・・・」
スパイダーの情報は一切入ってこない。この組織では町を制圧するとかなんとか・・・。
「ま、お前が転生したんだし、それは関係な・・」
「いや、その組織は何なの?」
「お前に関係な・」
「遊撃手ですが?」
と責められた。
「あ、はいはい、じゃあお前も殺し屋としてやるか?」
「殺し屋?」
聞いたこともない名だ。
「お前どこにいた?」
「戦場・・・」
「中世なのか?」
中世時代から生まれ変わりここへ来たと思われる。
「殺し屋は、標的を殺すと報酬がもらえるんだ、」
「やってみたい、」
と言うので行ってみた。
鍵を入れる部屋が開いた。
「俺が社長なんだけどな」
「えっ?」
と軽く言われた。
「今日からお前を殺し屋として配属する」
「はいっ!」
そして認められた。
「グリーンさん、あなた喫茶店のオーナー・・・」
「それは表だ、裏は殺し屋の社長だよ」
そして黒い椅子に座った。
「じゃあ、最初の任務をお前に渡す」
というかこの殺し屋、グリーンとレッドしかいないので二人だけ。
「えぇとジョブさん」
「そうだ、刀鍛冶の職人だが実はそれを密売取引している、こいつを殺していけ、場所はスマホでわかるぞ、」
「スマホ?」
聞いたこともない名だ。(使い回しじゃーねーか)
「あぁ言い忘れていたが電子携帯機器のこと、このアプリで、」
アプリを開くと場所が映し出された。
「おぉー」
「では行って来い」
その前に、
「武器ないじゃん!」
「忘れていた。これでいいか?」
渡されたのはウィンチェスターライフルというものだった
「では、行って来ます」
準備が整い出いいざ出陣。
扉を開くと銃撃戦が起きていた。
カチャ・・・
「女がいるぞ」
「え?」
「うるさいわねぇ、」
シュポーン!
「うわっ」
「おい、だいじょ」
ズドン!
「ふぅ、銃社会ガルダってこんな銃撃戦・・」
ズドドドドドドドドドド、
「なんだ、あの武器は」
あれはサブマシンガンという武器。
「ちっ、」
どうやって向かうか・・・
レッドは身を潜め考えていた。

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登場人物紹介

レッド・グランテ 王国の女遊撃手、コードネーム<赤い煌き>

冷酷非情なイメージがあるそうだ。転生してしまい銃社会ガルダへ迷い込んだ。

殺し屋で働いている。

レーター・グリーン 銃社会ガルダで喫茶店を営業している店長。実は裏社会で殺し屋を営んでいる。


ガード・ミューロ 江戸時代から来た(自称)武士。刀を使う。殺し屋の一員

画像はかっこいい画像だけど普段は調子乗ってる。でも冷静な判断と閃きが多い。

エリック・ワトソン 銃社会ガルダの鍛冶屋の息子。お父さんが殺されお母さんも殺され一人になっている。

レッドに助けてもらい殺し屋に入った。あまり殺すことはできないそうだ。喫茶店でアルバイトもしている。

ダウン・ルーラ 組織spiderの右腕らしい。今の所情報はこれだけ。

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