episode5 car shooting

文字数 827文字

「よくやったな」
「いえいえ、」
これぐらい私はできるさと言う表情。
「最近、高速道路で銃撃が起きてる・・・それを止めるべく俺とお前、行くぞ、」
「へ?」
「聞いてなかったのかよ・・・」
基本あまり聞かない。
「こいつだ」
「ブリンソン・・・ですか」
「そう、」
レーターは言った。
「そして七つの蜘蛛の一人。」
「七つの蜘蛛って?」
七つの蜘蛛とはこの銃社会ガルダの最大組織spiderの幹部で、その下にいる蜘蛛たちである。
「まぁ、そういうこと」
と説明した。
「なるほど・・・そいつらどこに?」
「それは分からない」
「あと・・・どこへ?」
「行って確かめないとな」
だるいと思ったレッド。
銃社会ガルダの高速道路は狭い。
山などは見えず都会の空気だ。
「で、どこにいるんですか」
「目立つよな・・・」
あのこのすばのめぐ○んの服装に似ているような気がするが・・・そこは置いとく。
「見えない・・・」
「確か・・・黒と紫が混じった車らしいが」
どこ情報?
「あれは・・・」
「全然違・・・あれ・・あれだ!」
なんと一発で見つけた。
「乗れ乗れ」
「なんですか、これ」
「車!」
まぁ車知らないよね・・・。
「うわぁぁぁぁぁ!」
動き出して気持ち悪い。
「酔ってきた」
「えっ、噓っ」
いやどうする。
「車の中から狙って撃ってくれ」
「分かった、」
酔いながらも。
「あのジョブさんが作った小型拳銃なら」
小型拳銃装備。というか持ってたのか。
ピュン!
「あぁ、もうちょっとで・・・」
タイヤが撃たれた。
「うん?」
そしてミラーを見た。
「うわっ、殺し屋・・・」
「殺るか・・・」
そしてブリンソン小窓から銃を構えた。
ピュン!
「おっと!」
キーッ!
横へ曲がった。
「うまいですね」
「お前は撃ってくれ!」
ピュン!
車に当たったが効かなかった。
「なんで?」
「多分、この拳銃では効かないのだろう」
「えっ」
そして一番のミスをしてしまう。
「これしかない」
「ふぁっ!」
びっくりしてブレーキした。
「何してんだ」
「いやぁ、ごめん・・・」
「どうする?」
いやホントにどうする・・・

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登場人物紹介

レッド・グランテ 王国の女遊撃手、コードネーム<赤い煌き>

冷酷非情なイメージがあるそうだ。転生してしまい銃社会ガルダへ迷い込んだ。

殺し屋で働いている。

レーター・グリーン 銃社会ガルダで喫茶店を営業している店長。実は裏社会で殺し屋を営んでいる。


ガード・ミューロ 江戸時代から来た(自称)武士。刀を使う。殺し屋の一員

画像はかっこいい画像だけど普段は調子乗ってる。でも冷静な判断と閃きが多い。

エリック・ワトソン 銃社会ガルダの鍛冶屋の息子。お父さんが殺されお母さんも殺され一人になっている。

レッドに助けてもらい殺し屋に入った。あまり殺すことはできないそうだ。喫茶店でアルバイトもしている。

ダウン・ルーラ 組織spiderの右腕らしい。今の所情報はこれだけ。

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