第16話 川村修就ゆかりの店 新潟編

文字数 669文字

川村修就について
江戸城の御庭番の家に生まれる
江戸後期。幕府は、長岡藩に対して新潟町の上知を命じた。
川村は、新潟で起きた唐物抜荷摘発に一役買ったことにより
初の新潟奉行に任命された。

川村の奉行としての功績
海防強化 
砲術訓練、現地にて大筒を製造/洲崎番所の設置
砲台や灯台を構築した台場の設置
異国船対策
質素倹約 風俗の取締り
混浴の禁止/華美な服装禁止/高価な菓子禁止/大凧禁止
遊女営業の自粛
砂防工事(砂除普請)/松の植林/町火消体制の整備

ー新潟日報 2023年8月19日より抜粋ー

新潟市中央区にある老舗店「三河屋本舗」
昔は、上生菓子屋を営んでいた。
現在は、明治初頭、横浜で製造が始まった
「アイスクリン」という和製アイスを販売している。

幕末。川村奉行直々、地元特産の今に近い風味の
クッキー風菓子「関の戸」を作らせたという。

なお、店は、5月~10月中旬の期間だけ開けている。

川村奉行と言えば‥‥
きのあゆう作「新潟湊のよあけ」に登場する
江戸屋万蔵のちの川村修就を連想する方もいるかも。

モデルにしていませんが‥‥(笑)

なんとなく、思い出してしまう。

突然、新潟町に現れた江戸の菓子屋、万蔵。

気が強いだけでなく、ケンカも強い。

一見、ミステリアス。

ひとたび、仲良くなると案外、いい人だったりする。

長岡藩出身の奉行の命にて、久兵衛が後見役となった。

万蔵が片原通の表通りに営んでいた

菓子屋「江戸屋」は、

江戸の味がウケて繁盛した。

もしかしたら、「江戸屋」の店先にも

「関の戸」みたいな菓子が並んでいたかも。

※片原通=現在の東堀通

「三河屋本舗」は、本町通14番町にある。







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