第9話 泰成と周囲の人間関係

文字数 372文字

一説によると、泰成自身は、有名な陰陽師の子孫でありながら、

陰陽師を生業としていないが、中務省のひとつ、陰陽寮の頭を務めた。

陰陽寮とは‥‥占い・天文・時・暦の編纂を行う部署

陰陽師頭の主な仕事は、天文密奏である。

天文密奏とは‥‥異常な天文現象が観測された場合に、

観測記録と占星術による解釈を内密に君主に対して上奏する。

安倍泰親 陰陽師 泰成の父

時の天皇

後白河天皇(雅仁親王)にまつわるエピソード

田楽・猿楽など庶民の雑芸が上級貴族の間で流行して、

今様が盛んになった折、今様の稽古にいそしんだ風流人。

一晩中、歌い明かして声が出なくなったことが何度もあった。

鳥羽殿(鳥羽上皇の御所)で、歌い明かしたり、

東三条殿では、舟遊びをしたりして楽しんだ。

遊び相手として、源資賢(公卿、雅楽家)、藤原季兼、
        京の男女、端者、雑仕、江口や神埼の遊女くづつ



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