5-1 性格の不一致
文字数 278文字
離婚理由で一番よく一般的に使われるのがこの言葉です。祖父母も両親もうまくいかなかったのは根本的にはこの性格の不一致があったと思います。日本で大正、昭和といえばお見合い結婚が一般的でした。お見合いの場合は相手の性格を最初に見極めるのは、かなり難しいことです。年月を重ねるにつれ、相手の長所も短所もいろいろが見えてきて、性格的に合わないことがわかってきます。昔は祖父母夫婦のように、明らかに合わないことがわかってもそのまま結婚生活を維持していました。でも別れる理由としては「性格の不一致」と言う言葉、確かに便利ですけれど余りにも曖昧すぎるかなという気もします。