まとめ

文字数 456文字

20年のスペイン生活で10年前にイギリス人恋人と別れて以来、私はずっと一人暮らしです。付き合う相手はいなくとも、気楽な一人暮らしを心から楽しんでいます。ただ冒頭でも記述したように、幸せを絵に描いたようなカップルや、韓国やトルコドラマで描かれる素敵なふたりの関係をすごく羨ましくも感じます。でももう人生で深夜の時間帯にいる身としては、今更老いらくの恋に身を任せようと思ってはいませんけれど。

最後に忘れてはならないのは、うまくいかないカップルの間にいる子供たちは被害者だということです。うまくいかないふたりの間にいる子供は必ずつらい思いをしています。本来ならば、子供は幸せで愛し合う親同士のもとで育つべきなのです。様ざまな理由によって私の4代の家系は、結婚生活が破綻しましたけれど、私のふたりの孫娘にはずっと愛する気持ちを保っていかれるような、素敵な相手とめぐり合って添い遂げてほしいと心から願っています。

失敗は絶対に4代で終わりになりますように!と切に祈りつつこのノンフィクションエッセイを終えることにいたします。

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