童貞は早死にする 童貞でなくとも女(配偶者)といなきゃやっぱり早死にする

文字数 1,223文字

タイトルですべてを語ってしもた もうなんもないわ





以下引用元

≪《「痛快! 不老学 THE YOUNG PERSON'S GUIDE TO ANTI-AGING」 著:後藤眞 集英社インターナショナル 2000年 p39,40
》≫

《≪ここに興味深いデータがあります。家族構成においてどんなタイプが長寿なのかという調査です。長寿の順に、①夫婦とも健康、②未婚で通す女性、③夫に先立たれた寡婦 (未亡人)、④未婚で通す男性、⑤妻に先立たれた男やもめ。――男の寿命はやはり短いのだなあ、と感じる今日このごろです。
女性が長寿であるかどうかということは、生物学的にはまだわかっていません。むしろ、ヒトでは性差はないといったほうがいいかもしれません。ヒトでは女性特有の疾患、たとえばリウマチや膠原病などの難病、乳ガン・子宮ガンの多発があるにもかかわらず、地理的・民族的にも歴史的にも女性の平均寿命は長いのです。≫》




俺なりの解釈も、ほかの本や人に聞いたことを引用しながら残しとく。おそらく、男は女とくらべてストレスに弱い。男はSが多く、女にはMが多いのをよく見るが、裏を返せば男は、人を責めてプライドを守らないと生きられない生物とも言い換えられる。
男にMはいない、女にSはいない、などと語るつもりはないが。
また、数年前にやづやの会長・矢頭美世子氏の講演を聞いたとき、氏は男を叱るときと女を叱るときで、言い方を変えているということを話されていた。男には『あなたらしくない失敗ね』というニュアンスを混ぜながら話すが、女の場合はそのまま伝えるそうだ。

以下は、極限まで追い詰められた男はどうなるかを書いた文章。1846年、アメリカで起こった遭難者の集団、ジョージ・ドナーのエピソード。
彼らは生き残るために食人をおこなうことで大量の死者を産みながらも、何とか生き残りを出したが、『

()

』らしい。


≪《『共食いの博物誌 動物から人間まで』ビル・シャット:著 藤井美佐子:訳 2017 太田出版》p241&217≫


 《≪……私が興味深いと思ったのは、男性の五三・一パーセント(合計二五人)が亡くなっているのに対して、女性はわずか二九・四パーセント(合計一〇人)しか死亡していなかったことである。さらに、男性のほうが死者が多かっただけではなく、女性よりも早く死んでいた。一八四六年一二月から一八四七年一月末までに一四人の男性が死亡したのに対し、女性の死者が出はじめるのは二月になってからのことだった。
(中略)
独身者は、同じ度合いのストレスにさらされた既婚者に比べてコルチゾール濃度が高かった。この実験では次のように結論づけている。
   パートナーのいない独身者は既婚者より精神的ストレスを感じやすい。結婚と社会的支援がストレスを緩和することを示す証拠がますます増えていることと一致する研究結果である。
≫》
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