女はピルを飲むと男の趣味が変わるという話
文字数 1,032文字
しかも、自分の匂いと似た男が好き=つまり遺伝子的に近い相手が好きになりがちになるため、近親相姦で生まれる子供に起こる障害と似た現象が起こりがち……とかいう、そういう話。以上!
新書・論文には当たりとハズレがある。そこらへんは漫画やら映画やらと同じだ。
今回紹介する本は大当たりのもの。(というか、このミジエロにある話は当たりの本か、大当たりの本のことしか引用してないのだが)
タイトルで拾っている話は、本の中でも三番目か四番目ぐらいにインパクトがあった話。いちばんインパクトのあったエピソードは、自分で探して読んでくれ。
でも少しだけ書く。よくネットで『アノコ、いい匂いがする』→『シャンプーの匂いだよそれ、わかれよ童貞』とかいうやりとりを見るが、どうも本当に美人には美人しか持っていない匂いがあるという研究結果の話も、この本にある。ここらへんも自分で探すと良いだろう。
以下引用元。
≪《『あなたはなぜあの人の「におい」に魅かれるのか』 著:レイチェル・ハーツ 訳:前田久仁子 2008 原書房》P151,152≫
↑追記。P153にMHCについての説明もある。
新書・論文には当たりとハズレがある。そこらへんは漫画やら映画やらと同じだ。
今回紹介する本は大当たりのもの。(というか、このミジエロにある話は当たりの本か、大当たりの本のことしか引用してないのだが)
タイトルで拾っている話は、本の中でも三番目か四番目ぐらいにインパクトがあった話。いちばんインパクトのあったエピソードは、自分で探して読んでくれ。
でも少しだけ書く。よくネットで『アノコ、いい匂いがする』→『シャンプーの匂いだよそれ、わかれよ童貞』とかいうやりとりを見るが、どうも本当に美人には美人しか持っていない匂いがあるという研究結果の話も、この本にある。ここらへんも自分で探すと良いだろう。
以下引用元。
≪《『あなたはなぜあの人の「におい」に魅かれるのか』 著:レイチェル・ハーツ 訳:前田久仁子 2008 原書房》P151,152≫
遺伝学と体臭と魅力を結ぶ関係には、健康な子供たちをもち、多産であるという生物学的な重要性とともに、奥の深い、社会的な暗示が含まれます。そうすると現代の生活は混乱を招いているのかもしれません。まずフレグランスを身につけることで「偽の広告をする」男性がいます。それに加えて、避妊用ピルを摂取中の女性たちが遺伝的により似ている男性のにおいを好み、その結果、生物学的な相性はもっと悪くなるという事実があります。ここからピルは女性が男性を選ぶ際に混乱を生じさせるのか、さらに満足がいくほど多産であるために、遺伝的にあまりにも類似した男性たちに向かうようにさせるのか、という質問が生まれます。ピルの作用による間違ったにおいの印象も、結果として、結婚生活の不安定さを招くことがあるのでしょうか。不妊治療クリニックの記録文書にはMHCがより似ているカップルは受胎がより困難であることを示唆します。カップルの力学とその目標によっては不妊問題が緊張を生じて、結婚の海域が荒れ狂うこともあります。
↑追記。P153にMHCについての説明もある。
『北アメリカでは結婚したカップルのうち五○%以上が離婚しています。もしMHC (主要組織連合原複合体)の適合性が低いと、女性は彼女のパートナーに嗅覚的な魅力をもはや感じなくなり、変化した彼のにおいを不快に感じるようになります。』
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