(一)-2
文字数 299文字
翔太というのは、最近付き合い始めた年下の彼氏のことだ。それにしてもなぜ私の彼氏のことを知っているのか。ちなみに職場の人たちには誰にも言っていない。それなのに、この男の子はなぜ知っているのだろうか。
もしかして翔太君はなにか悪い人に追われていたりするのだろうか。借金取りとか? そのため私の身柄を押さえて風俗に売り飛ばしたりとか……。
少し怖くなって、私は「なんのこと?」と短く返事をした。
すると男の子は、「俺の翔太に手を出すな」と言った。
何を言っているか私はすぐに理解できなかったので、私は「えっ」と言うと、その男子はもう一度、「俺の翔太に手を出すな」と言い残し、立ち去ってしまった。
(続く)
もしかして翔太君はなにか悪い人に追われていたりするのだろうか。借金取りとか? そのため私の身柄を押さえて風俗に売り飛ばしたりとか……。
少し怖くなって、私は「なんのこと?」と短く返事をした。
すると男の子は、「俺の翔太に手を出すな」と言った。
何を言っているか私はすぐに理解できなかったので、私は「えっ」と言うと、その男子はもう一度、「俺の翔太に手を出すな」と言い残し、立ち去ってしまった。
(続く)