おじい誕

おじい誕生日当日。
お祝いするため、夜ご飯を作ることになり、お姉さんと買い出しへ。大好物のアップルクランブルも無事にゲットし、メッセージカードとプレゼントのチョコレートも買い、夕方から調理開始。
お姉さんは料理が本当に上手い。ステーキを焼いてサイドメニューを数品作り完成。
「君たちは今までいた子達の中で一番料理が上手いね！」
そんなお世辞ももらいつつ、おじいの過去のフラットメイトの話を笑いながら聞いて、3人ほのぼのした時間もあっという間に過ぎ…
最後にチョコとメッセージカードを渡すと、メッセージを何度も嬉しそうに読むおじい。
ふと、カードの面に書いてある文字を見て、
「これ、意味分かる？日本語での訳間違えてない？」
と聞いてきたので、
「もちろん！そう思っているからそれにしたの！」
と自信満々に言うと、
「そうか…ふふ、そうか。」
と、さらににこにこ喜ぶおじいを見て、こちらが幸せな気持ちになった。
ささやかな誕生日パーティーは大成功である。

ちなみに、メッセージカードには "Happy birthday to a fantastic dad!" の文字を選んだ私達であった。