第10話
文字数 2,010文字
「ここが僕らの秘密基地になるんだ、そうだよね!トモイ!」
「そうなんだ!良いアイディアだよね!早速みんなで偵察に行こう!僕もよくわからないから案内してよ〜」
「トモイ!わかったよ!みんなこっちだよ、僕についてきて!!」
なぁ〜んだトモイのやつリーダシップも取れないのか・・・。
みんなも従順についてくるんだなぁ〜
よし、ここでボクがリーダーの格を見せてやる。
ボクについてこれば、こんなにすごいんだ!!ってみんなにしらしめるチャンスだ。
「ここが僕らの秘密基地だよ!どうだいトモイ?良さげだろう?
右側の窓の鍵が壊されてるんだよ、だからそこから中に入れるよ」
トモイがみんなに向かって
「じゃあ、みんなで中を偵察しようか?」
「トモイ君、それじゃあ不法侵入になるよ」
「マナブ君なんだって?ふほうしんにゅう??」
「トモイ君さすがに空き家でも中に入っちゃうと不法侵入って言って犯罪になるんだよ」
「へぇ〜マナブ君すごいね!!さすが勤勉家だね!!知らなかったよ、教えてくれてありがとう!!
じゃあ、どうしようか?
さすがに犯罪はダメだね・・・それじゃあやっぱり裏山に変更しようか?」
それじゃあ、まるでボクが何も考えてない馬鹿みたいじゃないか・・・
トモイのアイディアが唯一の手段みたいじゃないか
これじゃあ ボクがまるで、トモイがリーダーとして適任だと証明しているようなものじゃないか?!
こんなことで、ボクの計画が邪魔されてたまるか・・・・。
「マナブ君、確かに不法侵入になるかも知れないけど、それって住み着いてるっていうことだよね?
僕らはさ、放課後の数時間や休日の数時間しかここを使わないんだから、大した問題にはならないと思うんだ。それに僕らはまだ小学生だし、大人も僕らのことを罪に問えないと思う。
遊んでいて、たまたま見つけてたまたまそこで遊んでいただけじゃないか・・・だろう?マナブ君?」
「確かに空き家の不法占拠問題は警察は手が出せない、民事不介入だからね。訴訟沙汰なんてめんどくさいから放置されるケースが多数なのは知っているよ、でも犯罪は犯罪なんだよ・・・そこまでどうして君はこだわるんだい?この空き家を秘密基地にしたい理由でもあるのかい?」
くっそー、マナブのやつ。
よくわからないことをベラベラと・・・みんじふかいにゅう?なんだそれ?
警察に結局捕まるのか?わからねぇ・・・。
でも、トモイの案に乗るのは気に入らねぇ・・・
どうしたらいいんだ?!
どうしたら、ボクの方がすごいってみんなが気づくんだ?!
なにかアイディアは・・・・
くっそ・・・
「じゃあ、それならこの場所も素敵だけど、誰にも迷惑にならないから裏山に計画を変更しよう!
この空き家を見てワクワクしたからさぁ、僕らで設計図書いて、この空き家に負けねぇスッゲー秘密基地作ろうぜっ!!」
「お!それいいじゃんトモイ!!俺らさ、何があったらスッゲー秘密基地になるか作戦会議しようぜ!」
「ショウ君、みんな落ち込んでるからさ、君からみんなのアイディア集めて声がけしてくれない?ショウ君、君が今考えてる秘密基地のプランをみんなに話して欲しいんだ!きっとみんなワクワクするよ!
みんなでスッゲー秘密基地作ろうぜ!!12人みんなで作ればさ、どこにもない僕らだけのカッコイイ秘密基地になるよ!」
「トモイ!オッケー!俺、みんなに集合かけてくる!!楽しくなってきたな!!」
「ショウ君!僕は秘密基地の設計図用の紙教室から取ってくるよ、大きい設計図用の紙ちょうど家から持ってきてたんだ!」
「ナイス!!マナブ!!お前って何でも知ってるな〜博士だな。じゃあ俺は、みんなに集合かけて話してるからさ、お前もあとから合流しろよー」
「面白くなってきたね!僕らの僕らが作るカッケー秘密基地。みんなの力で作るんだ!!ワクワクするな!」
何が?ワクワクだよ、トモイ・・・。
お前は何もやってない。
お前は何もやってないじゃないか・・・。
ボクは、お前がリーダーなんて認めた覚えはない。
トモイ、おまえはアイディアもない。
設計図さえ書けない。
それどころか、みんなへの説明はショウ?
結局リーダーはショウなのか?
でもショウへの指示を出しているのはトモイ・・・。
そして、手先になって動いているブレーンはマナブ・・・。
なんだ?なんで何もしていないトモイがなぜ、この中でリーダーしてるんだ?
何もしてないのに・・・??
それどころか、ナンバー2はショウ??
なんで、リーダーのトモイはショウに言ったんだ?
ショウはマナブのように頭なんて良くないし、使えねぇ筋肉馬鹿だぞ・・・
なぁ、トモイ・・・ボクのことを忘れてるんじゃないのか?
こんなにアイディアを出して、頭の良いボクをなんで排除してるんだ?
ボクのことが怖いのか?
「ねぇ、ショウ君がみんなとミーティングしてる間、僕らで現場の視察をしてこよう」
「そうだね、トモイ君。わかった。」
トモイ、おまえにおまえの無能さとボクの凄さを認めさせてやる
「そうなんだ!良いアイディアだよね!早速みんなで偵察に行こう!僕もよくわからないから案内してよ〜」
「トモイ!わかったよ!みんなこっちだよ、僕についてきて!!」
なぁ〜んだトモイのやつリーダシップも取れないのか・・・。
みんなも従順についてくるんだなぁ〜
よし、ここでボクがリーダーの格を見せてやる。
ボクについてこれば、こんなにすごいんだ!!ってみんなにしらしめるチャンスだ。
「ここが僕らの秘密基地だよ!どうだいトモイ?良さげだろう?
右側の窓の鍵が壊されてるんだよ、だからそこから中に入れるよ」
トモイがみんなに向かって
「じゃあ、みんなで中を偵察しようか?」
「トモイ君、それじゃあ不法侵入になるよ」
「マナブ君なんだって?ふほうしんにゅう??」
「トモイ君さすがに空き家でも中に入っちゃうと不法侵入って言って犯罪になるんだよ」
「へぇ〜マナブ君すごいね!!さすが勤勉家だね!!知らなかったよ、教えてくれてありがとう!!
じゃあ、どうしようか?
さすがに犯罪はダメだね・・・それじゃあやっぱり裏山に変更しようか?」
それじゃあ、まるでボクが何も考えてない馬鹿みたいじゃないか・・・
トモイのアイディアが唯一の手段みたいじゃないか
これじゃあ ボクがまるで、トモイがリーダーとして適任だと証明しているようなものじゃないか?!
こんなことで、ボクの計画が邪魔されてたまるか・・・・。
「マナブ君、確かに不法侵入になるかも知れないけど、それって住み着いてるっていうことだよね?
僕らはさ、放課後の数時間や休日の数時間しかここを使わないんだから、大した問題にはならないと思うんだ。それに僕らはまだ小学生だし、大人も僕らのことを罪に問えないと思う。
遊んでいて、たまたま見つけてたまたまそこで遊んでいただけじゃないか・・・だろう?マナブ君?」
「確かに空き家の不法占拠問題は警察は手が出せない、民事不介入だからね。訴訟沙汰なんてめんどくさいから放置されるケースが多数なのは知っているよ、でも犯罪は犯罪なんだよ・・・そこまでどうして君はこだわるんだい?この空き家を秘密基地にしたい理由でもあるのかい?」
くっそー、マナブのやつ。
よくわからないことをベラベラと・・・みんじふかいにゅう?なんだそれ?
警察に結局捕まるのか?わからねぇ・・・。
でも、トモイの案に乗るのは気に入らねぇ・・・
どうしたらいいんだ?!
どうしたら、ボクの方がすごいってみんなが気づくんだ?!
なにかアイディアは・・・・
くっそ・・・
「じゃあ、それならこの場所も素敵だけど、誰にも迷惑にならないから裏山に計画を変更しよう!
この空き家を見てワクワクしたからさぁ、僕らで設計図書いて、この空き家に負けねぇスッゲー秘密基地作ろうぜっ!!」
「お!それいいじゃんトモイ!!俺らさ、何があったらスッゲー秘密基地になるか作戦会議しようぜ!」
「ショウ君、みんな落ち込んでるからさ、君からみんなのアイディア集めて声がけしてくれない?ショウ君、君が今考えてる秘密基地のプランをみんなに話して欲しいんだ!きっとみんなワクワクするよ!
みんなでスッゲー秘密基地作ろうぜ!!12人みんなで作ればさ、どこにもない僕らだけのカッコイイ秘密基地になるよ!」
「トモイ!オッケー!俺、みんなに集合かけてくる!!楽しくなってきたな!!」
「ショウ君!僕は秘密基地の設計図用の紙教室から取ってくるよ、大きい設計図用の紙ちょうど家から持ってきてたんだ!」
「ナイス!!マナブ!!お前って何でも知ってるな〜博士だな。じゃあ俺は、みんなに集合かけて話してるからさ、お前もあとから合流しろよー」
「面白くなってきたね!僕らの僕らが作るカッケー秘密基地。みんなの力で作るんだ!!ワクワクするな!」
何が?ワクワクだよ、トモイ・・・。
お前は何もやってない。
お前は何もやってないじゃないか・・・。
ボクは、お前がリーダーなんて認めた覚えはない。
トモイ、おまえはアイディアもない。
設計図さえ書けない。
それどころか、みんなへの説明はショウ?
結局リーダーはショウなのか?
でもショウへの指示を出しているのはトモイ・・・。
そして、手先になって動いているブレーンはマナブ・・・。
なんだ?なんで何もしていないトモイがなぜ、この中でリーダーしてるんだ?
何もしてないのに・・・??
それどころか、ナンバー2はショウ??
なんで、リーダーのトモイはショウに言ったんだ?
ショウはマナブのように頭なんて良くないし、使えねぇ筋肉馬鹿だぞ・・・
なぁ、トモイ・・・ボクのことを忘れてるんじゃないのか?
こんなにアイディアを出して、頭の良いボクをなんで排除してるんだ?
ボクのことが怖いのか?
「ねぇ、ショウ君がみんなとミーティングしてる間、僕らで現場の視察をしてこよう」
「そうだね、トモイ君。わかった。」
トモイ、おまえにおまえの無能さとボクの凄さを認めさせてやる