Electric,時々Acoustic

エピソード文字数 707文字

ごめんね、私ばっかり話して。サラんとこのスティーブンは、最近何かハマってることある?
ハマってることというか、この間LBが「CANON ROCK~LB Version~」をリリースしたでしょ?あれがきっかけでスティーブ、「ほかのバロック音楽の曲もLBバージョンで弾いてみたい」って言ったのよ
バロック音楽の曲って、どんなの?
有名なところで言えば、バッハの「G線上のアリア」とかヴィヴァルディの「四季」とかのナンバーがそうね。いわゆるクラシック音楽の一種よ
私、バッハとかヴィヴァルディって名前しか知らないけど、そういう音楽もLBがアレンジしたら、すごく格好良くなりそう
ね~。それから、ヴィヴァルディの「四季」の「冬 第2楽章」っていうゆったりしたナンバーがあるんだけど、最近それのギター&ヴァイオリンのデュオを家でやってるの
それって、ギターはエレキ?
ううん、アコギよ
へえ、親子でアコースティックデュオか。クラシックを演奏するスティーブンっていうのも、結構イケるかも。ロックとクラシックの二刀流とか、両親のDNAをうま~く継いでる感じする
ふふ、そうかしら~。ちなみに私がなりたいヴァイオリニスト像も、ロックとクラシックの二刀流よ
ピッパ、グラノーラを食べながら、楽器を弾くサラとスティーブの様子を想像します
いろいろ考えると、スティーブたちの世代って、才能の宝庫かもね
もしそうなら、彼らに与えられた特別な恵みに感謝しないとね
ピッパ、コーヒーを一口飲みます
ついこの間までおむつしてたのに
ついこの間までおしゃぶりしてたのに
立派になったよね~
そだね~
サラとピッパ、うなずき合います。このあとも、「ママトーク」は何十分と続いたそうです
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登場人物紹介

フィル・イェーツ(39)

「LOVE BRAVE」のヴォーカルで、リーダー。

20代のときは、バンドで一番のモテ外見だったらしい。

割と人懐っこい性格だが、「LOVE BRAVE」のフロントマン役。

ヒューゴ・マーロウ(39)

「LOVE BRAVE」のギタリスト。ツンツン系のキャラで、メディア出演時は一番化粧が濃い。

しかしプライベートでは恐妻家なのだとか。

ジミー・オドネル(40)

「LOVE BRAVE」のベーシストで、最年長。見た目によらず、常識人ポジション。

また、カメラとバイクを愛するアウトドア系でもある。

スティーブン・シュルツ(17)

「LOVE BRAVE」のギタリストで、一番年若い甘えん坊。バンドのリーダーであるフィルを慕っている。

実はメジャーデビュー直前に亡くなったメンバーの一人息子。

サラ・スタインベック・シュルツ(39)

スティーブンの母で、亡きティムの妻。貧しい中でも、ほぼ女手一つでスティーブンを育て上げた。また、ヴァイオリンが得意で、ロックも愛好している。

ピッパ・ニューマン(34)

ヒューゴ・マーロウとは事実婚で、彼との間に14歳のフィオナとファビアン(通称ファビ)という双子が居る。マーロウ家では一番発言力を持っているが、家族LOVE。

君影 舞美(?)

この物語の作者で、悪ノリしやすい人。

変なことを言ってLOVE BRAVEをよくイジる。

ケンゾウ・ホシノ(54)

LOVE BRAVEとは非常に付き合いが長いフォトグラファーで、日本出身。とにかく影が薄く、存在を気付かれにくい。

それでもカメラの腕は抜群で、LOVE BRAVEに信頼されている。

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