後編

文字数 1,411文字

どうも、作者の君影です。前回、「もしも、LOVE BRAVEがホテルを経営したら」というお題のファンアンケートを実施、その100通以上の回答の中から、作者が「いいね」と思ったものを10個選び、そのうちの5個を発表しました。今回は、6個目から発表しま~す♪
一同、パチパチ
では、始めます。その6。「7月中は予約がいっぱい」
あ~、分かるなぁ
「LOVE BRAVE」は7月9日が再デビュー記念とスティーブンの誕生日、7月31日は18万人ライブ記念日だからな
イベント多そうだ
忙しそうだけど、記念月をPEARLたちと過ごせるのは素敵じゃないですか
本当だね。YUKATAを着てイベントするのもいいかもね
他のメンバー、「YUKATA」というワードに反応し、3人で「Oh,YUKATA!」とハモりました。
ふふっ。では、その7にまいります。「結婚式で“ETERNITY”が生演奏で歌われる」
一同で「おお~」
やりたいねえ
このナンバーは確か、フィルの一番上のお兄さんの結婚式のために、ティムが作ったものなんですよね
そう。ちなみに、ティムがサラと結婚したときにも僕自身が歌ったよ
スティーブン、目を閉じて何かを思っているようです
自分の記念すべき日に、好きなバンドにウエディングソングを歌ってもらえるなんて、確実にいい思い出になりますね!
ジミー、心なしか死んだ魚のような目をしてますがスルーしましょう
では、その8です。あら、いかにもカナダらしい回答ですね。「ロビーにLOVE BRAVEをモチーフにしたトーテムポールが飾ってある」
(失笑)想像したら、かなり不気味だ
てっぺんでフィルがこうやって両手広げてそうだよね(両手広げるポーズを取る)
フィル本人、笑う
暗い中、懐中電灯で照らした先に見えたらちょっとビビるかも
お土産物屋でそれの小さい版のやつ売ってそう
PEARLたちは喜んで買うと思います♪
では続いて、その9です。おっ、ジミーくん、喜んでください。「ジミー写真館がある」
おお~。さすがLOVE BRAVEのカメラ番長
ジミーはカメラが趣味で、腕もセミプロ並みだもんな
あと、ジミー兄さん自身がモデルの写真もありそう
そのホテルでお客さんと撮った写真とか飾ってあったりして
で、BGMがジミーを象徴するナンバーの「TURBO SHUTTER」と、「AMAZING SHOT」
それ、いいねぇ!
私もぜひ行きたいです。あ、これがいよいよ最後、その10の発表です
LOVE BRAVE一同、ちょっと緊張したような顔
「誰にも見せない願い事を、夜に解き放つ」
4人、「ほおお~」と言いながら拍手する
シンデレラみたいで、すごく夢があるね
“I CAN’T FEEL LOVE”
“WITHOUT YOU”
って言いたくなるシチュエーションになったら、それはもうアメージングだよね
スティーブン、こくんこくんとうなずきます
フィルが名フレーズの前半を言い、絶妙なタイミングでスティーブンが後半につなげた…。何て「息ぴったり」なんだ

というわけで、「もしも、LOVE BRAVEがホテルを経営したら」アンケートの回答セレクション、いかがでしたでしょうか。さまざまなサービスを想像すると、楽しくなりますね。皆様も、ご自身の作品の登場人物が経営するホテルをぜひ想像してみてください。楽しい世界が浮かぶと思います。

 読者の皆様、私のカオスな世界に最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

フィル・イェーツ(40)

「LOVE BRAVE」のヴォーカルで、リーダー。

20代のときは、バンドで一番のモテ外見だったらしい。

割と人懐っこい性格だが、「LOVE BRAVE」のフロントマン役。

ヒューゴ・マーロウ(40)

「LOVE BRAVE」のギタリスト。ツンツン系のキャラで、メディア出演時は一番化粧が濃い。

しかしプライベートでは恐妻家なのだとか。

ジミー・オドネル(41)

「LOVE BRAVE」のベーシストで、最年長。見た目によらず、常識人ポジション。

また、カメラとバイクを愛するアウトドア系でもある。

スティーブン・シュルツ(18)

「LOVE BRAVE」のギタリストで、一番年若い甘えん坊。バンドのリーダーであるフィルを慕っている。

実はメジャーデビュー直前に亡くなったメンバーの一人息子。

サラ・スタインベック・シュルツ(40)

スティーブンの母で、亡きティムの妻。貧しい中でも、ほぼ女手一つでスティーブンを育て上げた。また、ヴァイオリンが得意で、ロックも愛好している。

ピッパ・ニューマン(35)

ヒューゴ・マーロウとは事実婚で、彼との間に15歳のフィオナとファビアン(通称ファビ)という双子が居る。マーロウ家では一番発言力を持っているが、家族LOVE。

君影 舞美(?)

この物語の作者で、悪ノリしやすい人。

変なことを言ってLOVE BRAVEをよくイジる。

ケンゾウ・ホシノ(55)

LOVE BRAVEとは非常に付き合いが長いフォトグラファーで、日本出身。とにかく影が薄く、存在を気付かれにくい。

それでもカメラの腕は抜群で、LOVE BRAVEに信頼されている。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色