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過去の記憶と未来の記憶 超感覚
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二 エロジジイが死んだ
文字数 183文字
今年、五月。
夜、仕事の帰り、近所の家の各部屋と玄関に煌々と明りが灯っていた。近くの空き地に車が四台駐車している。妻の由美は、
「死んだんじゃないの」
と呟いた。
翌日、仕事は私だけった。終って帰ると、例の家の玄関に提灯が灯っていた。家の主が亡くなった。そうじゃない。セクハラのクソエロジジイが死んだのである。
帰宅して話すと、あれから二年になるね、と由美は言った。
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三 祈りの実態
過去の記憶と未来の記憶 超感覚
牧太 十里
作品お気に入り
一章 過去の記憶と未来の記憶
一 訃報
二 焼香
三 過去の出来事
四 遺言
五 新たな記憶
六 未来
二章 祈りと呪い
一 訪問者
二 エロジジイが死んだ
三 祈りの実態
四 エロジジイは不治の病
五 男の依頼
六 観音像
三章 あたしを連れてって
一 母ではない
二 連れてって
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