第10話:軽井沢旅行と妙な感じ

文字数 1,742文字

 その後、部屋に帰り、酒を飲んで気が大きくなり将来の話を続けた。そのうちに、若者たちは、風呂に入らず、床についた。翌朝、雨宮が、7時に起き、気を聞かせて風呂を沸かした。7時半、女性たちが、起きてくると風呂沸かしたからどうぞと雨宮が言うと礼を言って入った。

 8時頃、女性たちが風呂を出て、お先にと言ったので、雨宮が、風呂に入り、8時過ぎ、山里が、腹が減ったなと言い、起きて来た。そこで、風呂に入れと言い、その後、母屋へ行こうと告げた。

 風呂から出てきた山里に1本の日本酒を持たせ、母屋に行くと、既に、両親は朝食を終えた様で、パンが、良いか、ごはんが、良いかと聞くので、パンと答え、雨宮が、珈琲豆を引いて、入れた。

 次々とトーストが焼けて、バター、ジャムをつけて、食べ始めた、そして、9時すぎ、お馳走さまと言い、母屋を後にした。そして、雨宮が、今日は軽井沢の方へ行くぞと告げた。

 そして、用意をして、10時前に、家を出て10時半頃、軽井沢の駐車場に車を入れて、旧軽井沢通の繁華街を散歩した。かなりの人が出ていて、賑わっていた。その後、素敵なカフェに見つけ紅茶セットをいただいた。

 11時過ぎ、鬼押し出しへ行こうと言い、車に乗って、11時半頃、鬼押し出し園に到着。目の前に浅間山が見えて、周りがごつごつした岩だらけの様子を見て、気味悪いわねと女性たちが、述べた。

 その後、朱塗りの御殿のような建物に入った。ここは、浅間山観音堂、惣門であり、惣門の左右には、二天尊像「持国天・増国天」があった。一回りすると12時すぎになって、食堂で昼食を食べた。

 そして、鬼押し出園を出て、15分で、白糸の滝に到着。ここは、以前みた、富士山の近くの白糸の滝に似た感じで、細い糸のような滝が、広範囲に広がっていてのその景色は荘厳そのもの。

 その川の先は、少し狭い範囲になってはいるが、豪快なたちの水しぶきをあげて、下流に、いくつもの滝、続いていた。そこで、多くの写真を撮って、気持ちの良い水しぶきを感じていると、リフレッシュできる。

 その後、浅間白根火山ルートに戻り立派な大きさのトウモロコシを大包装で売っていたので、買い込んで、実家と4人の5つに小分けすることにした。
白糸の滝入り口を左折して中軽井沢方面に向かった。

 途中、石の教会 内村鑑三記念堂の標識を見つけ寄ってみようと言われ行くと、独特の形の建物が、現れ、どっかで見た事があるなと思い出そうと下が、思い出せない。友人たちは、写真を撮って教会を出て走り出した。

 次に、山里君が、戦前から、中軽井沢には有名人の別荘が多かったと言い、確か、近衛文麿の別荘が、記念館になっているはずだと言い、名か軽井沢の駅近くを左折し、軽井沢方面に向かった。

 すると軽井沢中学を抜けると市村記念館「旧近衛文麿別荘」が、あると書いてあり、少し行って、駐車場に車を止め、歩いて、行ってみるとその羊羹の建物が出てきた、これもどっかで見たぞと頭に浮かんだ。

 しかし、いつどこで見たか不明。その近くを散策すると雨宮記念館と書いた標識と古い民家があらわれた。この時、背中がぞくっとした。これもまた、来たことがあるという気がした。

 その時、栗山さんが、雨宮さん、顔色が悪いわよと告げた。すると、帰りの運転は、俺が替わると言ってくれた。そして、近くのカフェに立ち寄り、珈琲と紅茶を飲んで、一休みした。

 そして、16時前にカフェを出て、中軽井沢から国道を上田方面に向かい、とちゅう、小諸懐古園に立ち寄って、特徴的な入り口や二の丸跡、富士見台、水の手展望台、懐古神社を見て回った。

 その後、17時過ぎに、大屋の雨宮の家に到着した。家に着くと、風呂に入ってらっしゃいと、母に言われ、18時半に夕食の支度をしておくと言われた。そこで18時過ぎまでに風呂を済ませた。

 母屋に行くと、手羽先の焼き鳥が、買ってきてあった。美味しそうと言うと、母が、これが、上田の地鶏「真田丸」なのよと言った。これを聞いた山里君が、真田丸って大阪城の真田丸と聞いた。

 えー、そうよと言うと、へーと言い、驚いていた。ちなみに、真田丸は、真田信繁「幸村」により築かれ、大坂冬の陣で、大勢の徳川軍に大打撃を与えた有名な出城の事。
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