未来の学校は教科書がないのか。再教育施設に行った生徒はどうなるのだろう。 私が渡した手紙には何が書かれているのか。想像の余地を残す書き方、流石だと思いました。文章の切れがいいです。(*^。^*)

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冒頭、悪い子は再教育施設へ連れていかれる、思春期の恋愛禁止、教鞭など、ディストピアものという世界観を感じます。 昼休みの非常階段での邂逅場面が、幻想的で印象深かったです。女子高ということで、その階段に男性が上って来るのは不自然なのですが…。非常ドアの向こう側が違う時間や空間につながっているのだろうかと想像しました。男性の行動を正確に予測しているので、ループものかも？とも思いました＾＾ あるいは昼休みの間の白昼夢（夢オチ）ということも考えられるし…いろいろ想像がふくらむ場面でした！ また、「 ... 続きを見る

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ロマンチックSFのよう、と思って読み進めると、品行方正な少女の抑圧された魂の回復のための冒険のようでもあり。 危険を冒して一瞬の邂逅に賭ける思春期の無鉄砲さと、緻密なカウントダウンがヒリヒリと切なく快感です。昼休みのほんの少しの時間を切り取った物語なのに、社会背景と歴史の奥行きを感じました。続編が読みたい……（南ノさんの意図とズレた読み方していたらごめんなさい）

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　どんな窮屈な状況でも、いやそんな状況であればあるほど少女という生き物は夢を見て羽ばたくような気がします。彼女が思い出したのはシンクロした昔の夢か、それとも実際に隔離された異性との短い邂逅時間を狙ったのか――読解力に乏しい私にはわかりませんでしたが、舞い散る花びらのようにこれから彼女にドラマが起こる予感がします。不思議で浪漫チックな謎めいた話。とっかかりを見つけようと何度か読みましたが、私には正解が見つけられません。でも、それだけに想像を膨らませることができました。素敵な読書時間でした。

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お読みいただき、ありがとうございます！...さりげなく変な物語を書きたかったので、そう言っていただけてとても嬉しいです。また、そちらのアトリエにもお邪魔させていただきます。

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何とも不思議な物語ですね！　引き込まれました。

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