228話① 180万アクセス達成&小説『Dr.ニコルの検死FILE』受賞辞退!?

文字数 2,066文字

ひさびさじゃな!!
お、おう……

そうですね。

約2ヶ月ぶりといったところでしょうか。

まあ、そうじゃな。

7月はちょいと忙しかったけえ、まあ、しょうがなかろうて。

でも、ひさびさに更新ということは、170万アクセスでも達成されましたか?
いや。
いってねえのか?
いや、180万アクセスなんじゃ。
マジでっ!?
おう、これがその証拠よ。
マジだった!!
相変わらずよく見られてますね。

ほうなんよな。

140万が4月、150万が5月、160万が6月じゃったけえ、だいたい月に10万アクセスはいっとる計算にはなろうかの。

実際に7月には170万アクセスも達成はしとったけえな。

さっきの見ると、一日で4000アクセスですもんね。
うむ、だいたい一日あたり3000アクセス前後が平均で、多いときは5000~10000アクセス、少なくてもだいたい2000アクセスは行っとるけえな。
そりゃ、月10万、行くわな……
でも、7月は忙しかったって、なにがあったんですか?
おう、以前も言うたように、ちとたいあっぷのほうに注力しとったけえな。
注力?

ああ。

わしが見たところ、あんまたいあっぷってのが一般的な認知度が低いような印象を受けとったんでな。

せめてその認知度を上げてやろうと、宣伝活動をしとったんよ。

どんな?
猫田宵弛さんっていう、イラストレーターさんと組んで、一ヶ月間名前を伏せて、「たいあっぷって」という非公式漫画を作っとったんじゃ。
マジか!?

おう。

猫さんが漫画担当、わしが編集・構成・技術指導・校正・ネタ考案担当という形でのう。

いやあ、自分の作品の宣伝のかたわら、裏でこがいなこともしよったわけなんじゃけえ、そりゃもう、忙しかったわの。

それはさすがに忙しかったでしょうね。
で、肝心の結果はどうなったんだ?

ああ、結果か。

ニコルで受賞はしたで。

マジ!?
で、辞退した。
はぁ!?
なんでだ!?
前も言っとったが、佳作じゃったんで辞退させてもらったわ。
賞金がなかったからですか?

いや、あったで。

5万ほどじゃったがな。

それを蹴ったってのか?
おう、宣言どおりな。
でも、それって今岡先生だけじゃなく、相方のイラストレーターさんの意思も必要なんですよね?

ああ、相方の狗五彩さんは「今岡さんの前言を翻させるわけにはいかない。でも、5万は正直ほしい。でも……」と悩んどったんでな。

わしから「じゃあ、その5万はわしに出させてくれ」言うて、受け取ってもろうたわ。

自分で出したんですか!?

おう、ほうで。

さすがに最初は「今岡さんに出してもらうわけにはいきません!」と固辞されたんじゃがの。

わしのわがままにつき合わすのは事実じゃし、これを紙で出すようプロジェクトを進行させると言っても、たいあっぷで下巻出すのよりは確実に時間はかかる。

なので、「これは紙で出す際の手付金だと思って受け取ってくれ。紙での出版が決まったら、改めてイラスト料の提示があるわけだから、それが納得いく金額であれば5万返してくれてもいいし、納得いかなきゃ、それを追加の金額だと思って、そのままにしてくれてもいい。だからいったん預かる気持ちで受け取ってほしい」と言ったのよ。

そしたら、ようやく「では、お言葉に甘えて、いったん預からせてもらいます」と納得してくれた、いうわけなんじゃ。

お前さん、そこまでしたのか……

自分を信じてついてきてくれた人間には、報いねばなるまい。

むしろこれは当然のことじゃと思うとるよ。

でも、なんでそこまでして下巻を出さないって決めたんですか?

まずはその狗五彩さんに、5万で下巻を描かすわけにはいかんと思うたからじゃな。

なんせ上巻では、差分を含むとはいえ、30枚ものイラストを描いてもろうとるんよ。

ってことは、下巻ではそれ以上ではないにしろ、やはり10数枚程度にはなろうて。

きりのいいところで20枚だったとしても、上下巻の合計で50枚。

その賞金が5万じゃったら、1枚あたりいったいいくらになると思う?

1000円だな。

ほうじゃろ。

あのイラストにそれだけの価値しかないわけがあるまい。

あれはもっと稼がにゃいけんイラストよ。

なので、ここで下巻を出させるのは、イラストレーターへの冒涜になると思うて、下巻は辞退させてもらったんよ。

なるほどな。
そしてなにより大事なのは、やはりファンじゃな。
ファン?

ああ、ニコルのファンはありがたいことに、熱狂的な人が多くてな。

ただ「続きを読みたい」いうだけじゃのうて、「もっとこのいい作品を、ほかのひとにも読んでほしい」という人が多かったんよ。

ファンアートをいろんな人が描いてくれとったのが、なによりその表れじゃな。

で、そのファンの期待に応えるには、あそこで安易に下巻を出すべきではないと判断したいうわけなんじゃ。

多くの人に読まれるということには、つながらないからですか?

そういうことじゃな。

なので、続きを待たせるいうのだけは心苦しいが、必ずやもっと多くの人に読んでもらえる状況、もっとみんなが多くの人にオススメできる媒体で出そうと判断したというわけなんじゃ。

てめえらしい答えだな。
でも、納得ですね。

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登場人物紹介

今岡英二公式ツイッター(一日トリビアつぶやき中)



■今岡英二(天使)


最近「小説のキャラよりキャラが立っている」といわれる、同コラボノベルの作者。

無駄に行動力だけはある。

なお、この絵は作者がバンド活動をしていたとき、知り合いのイラストレーターが作成してくれたお気に入りの一枚。現在はバンド活動から離れ、体重が増加したため、ここまでかっこよくはない。


「上京して十数年経つが、広島弁が抜けりゃあせんのう(笑)」とは本人の弁。


■今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、天使と対立しているわけでもない。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、近年カープが人気しすぎて、年一回の帰省でも現地で野球が見れないのが最近の悩み。


「ええんじゃ。昔の貧乏な頃のカープに比べりゃあのう。みんなが見に来てくれて、潤うようになったカープがありゃあ、それだけでええんじゃ……」とは作者のコメント。

■今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなことまで知っているんだ」「ふつうそこまで知りませんよ」とキャラにつっこまれても、「勉強したけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。

ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。

武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。

石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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