第１５話：高額医療費の話
文字数 2,124文字
国立ガンセンターの中のカフェへ行き、珈琲を飲みながら臼井信一が、どうやって支払うのかと切り出した。随分、前の話になるがおじいさんの臼井重蔵がなくなる前にネットバブルで株で大損をこうむって資産の半分以下にして最終的に１.４億円になった時、祖父の臼井重蔵さんが臼井重光に、この金の運用を任せたと言ったのを覚えてるかと聞かれた。
そんな事言ったかと言い忘れていたと語った。その金を託されて、お陰様で増やし先日の家を建てた費用を差し引いても３億円以上あると打ち明けた。すると信一が俺も臼井重蔵さんの財産税の時に隠した宝石と金を売った金の１億円を預かり臼井一族の一大事の時に使う様に言われたと話した。じゃーそれで半々ずつ支払おうと言う話で決まった。
そして築地のガンセンターから車で木更津に帰った。その後、臼井信二の脳腫瘍の手術日が９月１５日に１０時からと決まったとメールが入った。９月１５日の早朝５時、その日、空いてる臼井重光と奥さんの路子さんと信二の奥さんの徳久縞子の３人が築地のガンセンターへ行った。そして１２時過ぎに手術が終了し手術をした先生が出て来て、できるだけ切除した。
しかし機能を残さなければならないので全部取れないと言い、これからは薬と放射線の重粒子治療でやってくと話してくれた。そして今後の治療計画をメールでお送りしましょうと言い臼井重光に言うので是非お願いしますと言った。そして先日は行った病院の最上階のカフェへ行き、昼食をとったが信二の奥さんの徳久縞子が食事を食べる気にならないと言いジュースを飲んだ。
臼井路子さんが心情お察ししますと言い、でも、ここは日本一、いや世界一のガンの権威の病院。そこで手術を受けられたのも幸せだと思いますと冷静に言った。すると、その件に関しては臼井信一さんと重光に感謝していますと言い涙を流した。とにかく臼井一族の者が元気で信二さんの回復を願っていきましょうよと勇気づけた。
高額治療費の事も解決し、後は一刻も早い回復を神様に、お願いしようと言うと信一さん重光さん路子さんは、さすがにインテリだけ合ってすごいと言った。運を天に任して私達も頑張って生きましょうというと、徳久縞子さんの顔に赤みがさしてきた。安心したら、お腹空いたと言いケーキを頼んで食べた。その後、木更津に１４時半に着いた。
翌週の火曜日も同じ３人でお見舞いに行くと臼井信二さんが頭の包帯は痛々しかったが、元の雰囲気に戻った。臼井重光が高額な医療費の事は話がついたと言うと信一兄さんからも電話で聞いたと言い申し訳ないなと言うので祖父の重蔵さんが一族、力合わせて生きて行けと亡くなるとき言ったと言うと涙ぐんだ。その翌週は信一さんと奥さんが見舞いに行った。
手術から１ケ月以上した１０月２０日から重粒子線治療を開始し週に１回３０週間、７ヶ月半、２０１０年の７月迄、抗がん剤治療と重粒子線照射を継続すると言う治療計画の情報を重光が主治医からメールで受取り信一さんにも知らせた。その後も月に２回、信一と重光が交代でガンセンターへ見舞いに行った。その件があり旅行へ行くことができず１２月を迎えた。
やがて２０１０年を迎えて初詣でに行った時に、信二、兄さんの回復を祈願し家内安全と共に祈願して来た。やがて春、４月になると信二さんの顔に生気が戻って来た感じがして重光も信二さんの奥さんも喜んだ。そして２０１０年７月１８日退院となったが念のため、月に１回、１１月まで重粒子線療法をして治療が終了する事になった。
そして退院後、奥さんが付き添って電車で通院して放射線を治療をして帰るようになった。その後１１月１０日に信二さんが国立ガンセンターを退院して治療費全額で８００万円の請求が来て４００万円ずつ信一と重光が支払った。その時、信二さんが申し訳ないと頭を下げると頭を下げるのはなくなった祖父の臼井重蔵さんに、お礼を言えと信一さんが言った。
そして退院３日後に臼井信一と重光と徳久信二が臼井重蔵の墓にお参りに行った。その後、信二さんは元気を回復して血色が良くなった。そして１２月になり早足で２０１０年が終わり２０１１年を迎えた。１月は寒く、千葉ではさすがに雪は降らなかった。今年から木更津のバスターミナルから橫浜行きの高速バスで橫浜の中華街、元町、山下公園を散歩しに行った。
高速バスの回数券を買って月に１回、２人で橫浜に出かけ食事、散策を楽しんできた。そして今年、息子の臼井正一、正二が中学生になり新しい白い布製の肩掛けカバンを２つ買って与えた。中学校まで家から１０分足らずで同じ小学校から行く子ばかり違和感なく友人と一緒に通い始めた。正一が剣道部に入り、正二が陸上部に入った。
正一は計算が早く数学が好きで、正二が英語に興味を持ち良く本を読んでいた。正一はギターとカセットテープレコーダーを買って欲しいと言ったのでカセットテープレコーダーを２つ買い正二にはパソコンを買ってやった。そして体が大きくなったので、ホンダステップワゴン７人乗りを購入した。そして夜釣りに息子の正一と正二と重光の男３人で出かけた。
そんな事言ったかと言い忘れていたと語った。その金を託されて、お陰様で増やし先日の家を建てた費用を差し引いても３億円以上あると打ち明けた。すると信一が俺も臼井重蔵さんの財産税の時に隠した宝石と金を売った金の１億円を預かり臼井一族の一大事の時に使う様に言われたと話した。じゃーそれで半々ずつ支払おうと言う話で決まった。
そして築地のガンセンターから車で木更津に帰った。その後、臼井信二の脳腫瘍の手術日が９月１５日に１０時からと決まったとメールが入った。９月１５日の早朝５時、その日、空いてる臼井重光と奥さんの路子さんと信二の奥さんの徳久縞子の３人が築地のガンセンターへ行った。そして１２時過ぎに手術が終了し手術をした先生が出て来て、できるだけ切除した。
しかし機能を残さなければならないので全部取れないと言い、これからは薬と放射線の重粒子治療でやってくと話してくれた。そして今後の治療計画をメールでお送りしましょうと言い臼井重光に言うので是非お願いしますと言った。そして先日は行った病院の最上階のカフェへ行き、昼食をとったが信二の奥さんの徳久縞子が食事を食べる気にならないと言いジュースを飲んだ。
臼井路子さんが心情お察ししますと言い、でも、ここは日本一、いや世界一のガンの権威の病院。そこで手術を受けられたのも幸せだと思いますと冷静に言った。すると、その件に関しては臼井信一さんと重光に感謝していますと言い涙を流した。とにかく臼井一族の者が元気で信二さんの回復を願っていきましょうよと勇気づけた。
高額治療費の事も解決し、後は一刻も早い回復を神様に、お願いしようと言うと信一さん重光さん路子さんは、さすがにインテリだけ合ってすごいと言った。運を天に任して私達も頑張って生きましょうというと、徳久縞子さんの顔に赤みがさしてきた。安心したら、お腹空いたと言いケーキを頼んで食べた。その後、木更津に１４時半に着いた。
翌週の火曜日も同じ３人でお見舞いに行くと臼井信二さんが頭の包帯は痛々しかったが、元の雰囲気に戻った。臼井重光が高額な医療費の事は話がついたと言うと信一兄さんからも電話で聞いたと言い申し訳ないなと言うので祖父の重蔵さんが一族、力合わせて生きて行けと亡くなるとき言ったと言うと涙ぐんだ。その翌週は信一さんと奥さんが見舞いに行った。
手術から１ケ月以上した１０月２０日から重粒子線治療を開始し週に１回３０週間、７ヶ月半、２０１０年の７月迄、抗がん剤治療と重粒子線照射を継続すると言う治療計画の情報を重光が主治医からメールで受取り信一さんにも知らせた。その後も月に２回、信一と重光が交代でガンセンターへ見舞いに行った。その件があり旅行へ行くことができず１２月を迎えた。
やがて２０１０年を迎えて初詣でに行った時に、信二、兄さんの回復を祈願し家内安全と共に祈願して来た。やがて春、４月になると信二さんの顔に生気が戻って来た感じがして重光も信二さんの奥さんも喜んだ。そして２０１０年７月１８日退院となったが念のため、月に１回、１１月まで重粒子線療法をして治療が終了する事になった。
そして退院後、奥さんが付き添って電車で通院して放射線を治療をして帰るようになった。その後１１月１０日に信二さんが国立ガンセンターを退院して治療費全額で８００万円の請求が来て４００万円ずつ信一と重光が支払った。その時、信二さんが申し訳ないと頭を下げると頭を下げるのはなくなった祖父の臼井重蔵さんに、お礼を言えと信一さんが言った。
そして退院３日後に臼井信一と重光と徳久信二が臼井重蔵の墓にお参りに行った。その後、信二さんは元気を回復して血色が良くなった。そして１２月になり早足で２０１０年が終わり２０１１年を迎えた。１月は寒く、千葉ではさすがに雪は降らなかった。今年から木更津のバスターミナルから橫浜行きの高速バスで橫浜の中華街、元町、山下公園を散歩しに行った。
高速バスの回数券を買って月に１回、２人で橫浜に出かけ食事、散策を楽しんできた。そして今年、息子の臼井正一、正二が中学生になり新しい白い布製の肩掛けカバンを２つ買って与えた。中学校まで家から１０分足らずで同じ小学校から行く子ばかり違和感なく友人と一緒に通い始めた。正一が剣道部に入り、正二が陸上部に入った。
正一は計算が早く数学が好きで、正二が英語に興味を持ち良く本を読んでいた。正一はギターとカセットテープレコーダーを買って欲しいと言ったのでカセットテープレコーダーを２つ買い正二にはパソコンを買ってやった。そして体が大きくなったので、ホンダステップワゴン７人乗りを購入した。そして夜釣りに息子の正一と正二と重光の男３人で出かけた。
