第9話

文字数 331文字

わたしはわたしの事を書いてくれるの、うれしい。
文句でもなんでも。
言葉や態度より、文字が良いの。

だから、ふたりの夢だって文字にしたい。
明日死ぬかもしれないんだよ、誰でも。
叶うか叶わないかなんて、考えないでいいんじゃないかな?

忙しくて、しばらく会いにいけません。
その間に、遠くてもやりたい事お互いに書こう。

わたしはあなたを傷つけたりしない。
だって、あなたはいつも勝手にひとりで傷つくから。
わたしがあなたの文字で傷ついた素振りでも見せたら、また死にたくなっちゃうかもしれないでしょ?

なんでも良いよ。
いくら眠たくても、読みたいの。
そのうち、小説だって書けるかもしれないから、そしたらもっと眠たくなって、わたしはもっと楽しくなるよ。

だから、書け。
四の五の言わず。

良いよね?
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