第2話 新曲の録音が終わった後に海外でPVの撮影をする事になった

文字数 2,872文字

 新曲の録音が終わった後に海外でPVの撮影をする事になった。
場所はタイのプーケット島だ。
プーケット島にはまだ一度も行ったことが無いので、話を聞いたときは嬉しくて飛び上がった。
出発の当日は現地は暑いと言う話なので、みんなショートパンツにタンクトップというラフなスタイルで朝早く空港まで来た。
飛行機に乗ってる間中はみんなでお喋りをして、時間が経つのも忘れていた。
空港に着くと日本とは空の色も空気の香りも違っていて何を見ても新鮮なきがした。
撮影は一日で終わらせる予定で、翌日にはもう帰りの飛行機の予約を取ってある。
とりあえず撮影の前に昼の食事を済ませようという話になった。
私はきっと美味しいタイ料理が食べられるんだと期待したが入った店はマクドナルド。
マクドナルドだったら日本にもあるのにと思ってがっかりした。
マネージャーの話では「食べなれないタイ料理で、お腹を壊すと撮影に支障が出るから」との事だった。
まあそれも仕方ない話なので私たちは我慢してビッグマックを食べた。
食事の後はすぐに撮影のために浜辺に移動した。
真っ白い砂浜の向こうは真っ青な海が何処までも続いていて、日本の海とは大違い。
撮影は昼間天気のいい時にしないといけなので時間はあまりない。
さっそく撮影の準備に取り掛かった。

ーー 以下 AIのべりすとが自動生成した文章 ーー

用意してきた水着を着てみると何だか胸が小さく見える気がする。
こんな事ならもっと大きいサイズの物を買ってくれば良かったと思ったけど後の祭り。
気を取り直してカメラマンの指示に従ってポーズを取った。
みんな笑顔で楽しそうだけど、私はカメラの前でポージングを取るたびにどんどん緊張が高まってくる。
いよいよ私の番がやって来た。
カメラマンがシャッターを切る音が聞こえた瞬間に体が強張った。
みんなは私を見て笑っている。
大丈夫?変じゃないよね。
ちょっと心配になってくる。
でも次の瞬間、私の体はふわりと宙に浮かび上がっていた。
一瞬自分がどこにいるのか分からなかった。
ゆっくりと目を開けるとそこは見慣れた天井。
私はベッドの上に横になっていた。
夢だったんだ・・・。
夢の中とはいえあんな格好恥ずかしい。
それに比べて昨日見た夢の中の私は全然嫌じゃ無かったみたい。
むしろあんなにも大胆になれたことに驚きを感じた。
その日から不思議な夢を見るようになった。
夢の中で私が着ているのはいつも学校の制服なのだけれど、何故かいつもノーブラなのだ。最初は自分の部屋にいる時だけだったのだが、そのうち学校に行く途中や授業を受けている最中に突然胸元がスースーする事が多くなった。
周りには誰もいないはずなのに視線を感じるのだ。
私は恐くて後ろを振り向くことが出来ない。
誰かに見られているような感じがして落ち着くことが出来なかった。そしてある日のこと、私は屋上にいた。
そこには私の他にも女の子がいた。
その子はなぜかスクール水着を着ていて、プールの授業を受けるときによく見る光景だなと思っていた。
しかし、その子はプールに入っているわけでもないのに水の中にいるように足を動かしている。
しかもその姿を見た途端、私の中の何かが目覚めた。
私はこの子を知っている。
初めて会った時からずっと知っていた。
知っているどころか毎日のように見ている。
そう、これはあの時の夢なんだ! どうして今まで気付かなかったのだろう。
なぜ思い出せなかったのだろうか。
そうだ、あの子は有紀ちゃんなんだ。私は有紀ちゃんに恋をしていた。
そして有紀ちゃんも私に恋をしている。
確信した瞬間、私は有紀ちゃんに向かって走り出していた。
「有紀ちゃん!」
叫びながら抱き付くと、有紀ちゃんは驚いて後ろに倒れそうになる。
私は慌てて有紀ちゃんを支えようとしたけれど勢い余って二人とも一緒に床に転んでしまった。
「痛て~」
「ごめんね」
起き上がりながら謝ると有紀ちゃんは顔を赤くして下を向いてしまう。
「どうしたの?」
「えっと、その、何でもない」
「そんなことないよ」
「ホントになんでもないの」
「教えて」
「あー、うん、実はね」
有紀ちゃんが話してくれたのは次の日の夢のことだった。
それは有紀ちゃんがプールの授業中に溺れているシーンから始まった。
プールサイドで休んでいると隣で泳いでいた男の子がふざけて私の胸にタッチした。
その時の感触が妙に生々しくて思わず胸を押さえてしまったらしい。
それからしばらくして、また別の男の子が私の胸を触り始めたので、それを見ていた他の子が「俺がやる」と言い出して胸を揉まれた。
その次にプールに入った時には何人もの男子生徒に囲まれてしまい、「揉ませろ」と言われてしまったというのだ。
もちろん断ろうとしたが、胸を揉まれているうちにだんだん気持ち良くなってきてしまった。
「どうしよう」と戸惑っていると先生が駆けつけてきてみんなに注意した。
「みんな何やってるの」
「だって佐藤さんがあんまり可愛いから」
「もう、仕方ないわね。じゃあこうしましょう。今日はみんなの好きなところを一つだけ触らせてあげる」
するとたちまちクラス中から歓声が上がった。
その日は結局胸を揉まれるだけで終わったのだが、次の日の夢ではそれがエスカレートしていた。
「ねえ、キスしたいんだけどいいかな」
一人の男子生徒が言い出した。
「いいけど、ちょっと待って。今は胸しかダメだから」
「じゃあ今度胸以外ならオッケーなんだよな」
「うーん、まあいいけど」
私は少し考えて言った。
「でも、胸以外で私のどこが気に入ったの?」
「顔とか体つきが好きだな。あとは声も良いし・・・。じゃあ目を閉じてくれないか」
私は言われるままに目を閉じると、唇に柔らかい物が触れた。
私と有紀ちゃんはお互いの体を抱きしめ合ったまま眠りについた。
次の日から私は有紀ちゃんと付き合うようになった。
でも私は有紀ちゃんに自分の本当の気持ちを打ち明けることはまだ出来ていない。
なぜなら私は今でも有紀ちゃんの事が好きなのだ。
有紀ちゃんも同じ事を考えているはずだ。
私は有紀ちゃんが好きだと直接伝えた事は無いけれど、有紀ちゃんの方からも何度か告白めいた言葉を口にされたことがある。
でも私はその度に有紀ちゃんを傷つけまいとして曖昧な返事をして、有紀ちゃんの言葉を誤魔化してきた。「私も有紀ちゃんの事は好きだけど、そういうのじゃないんだよね。もっと違う感じの好きで、上手く言えないんだけど、恋愛感情とは違うの。本当にごめんなさい」
そう言うのが精一杯だった。
そしてその言葉を私は有紀ちゃんの口から聞くことになる。ある日、有紀ちゃんと一緒に歩いている時、有紀ちゃんが突然立ち止まった。
「どうしたの? 有紀ちゃん」
有紀ちゃんの顔を見ると、今まで見たこともないような悲しげな表情を浮かべていた。
「私、彩香ちゃんのこと、やっぱり諦められないよ。このまま離ればなれになるなんて嫌だよ。彩香ちゃん、私と付き合ってください。お願いします」
有紀ちゃんは深く頭を下げながら私にそう告げた。
私は有紀ちゃんに申し訳なくて、有紀ちゃんと別れることにした
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