再び病院⑦

文字数 1,479文字

学は、更衣室のドアの内側の鍵をかけると、俺に近づきお姫様抱っこしてソファに寝かせる。
「学!どうしたの?」
「進?言ったよな?俺との子ども産みたいって」 
「言ったけど、俺、まだ学校あるし手術してちゃんと女になってからと思ってるし////っ」 
「進?俺のここ見て気づかない?もうそこまで我慢できないよ!俺にお前の処女をくれ!」 
「ちょっ学!/////っ」
そう言うとパーカー、レオタードと脱がされていく、俺は、完全に裸状態で、、、急に羞恥心が、、、ない胸を咄嗟に手で隠す、その手を払いのけるように学は、     
「やぁ、やめて、まなぶ、はぁう」
まず、俺の乳首を学がなめまわす、徐々に下の方に学の指がいき、俺の女の部分に指が入り中でグリグリ回される。
あまりの気持ちよさに女の穴から液がじわじわにじみ出てきそうで 
「いたっ!もうやめよ!学!」 
「やだ!やめないよ!じゃあ、やめて欲しいなら俺のここ責任もってなめてくれよ」
「わかった!なめるから、まだ妊娠したくないよ!」 
「ごめん。進!俺、自分の事しか考えてなくて、またこんな風に自分を押さえることが出来ない時が来るかも知れないから、予めコンドーム用意しとくよ!」
「ううん。俺も覚悟ができてなくてごめん。やっぱり良いよ!学ならどうなっても構わない!ここに挿入して」
「ほんとに良いのか?入れるよ!」 
「うん!入れて欲しい!、、、あ!っいたっ、、、、あぁ~あぁ~あぁ~」 
痛いのははじめだけで、段々気持ちよくなってきて声を喘いだ
そして俺たちはお互いの愛を確かめ合うように漸く一つになり結ばれた。 
そして数ヵ月経ったある日のこと。 
学年末テストが迫ってきたのに俺は、勉強どころじゃなく、なんだか気持ち悪くてトイレに数回行ったり来たりで吐いていた。 
その様子を見て早香は心配そうに 
「あれから生理来なくなって何日経つの?」 
「一ヶ月半くらいかな?」 
「お兄ちゃん?もしかしたら出来たんじゃない?」 
「出来たって?」 
「赤ちゃんだよ!ここのところの様子見てるとつわりの症状に似てるし、ねぇ、心当たり合ったりする?とにかく今度こそ、ママと病院行かないと駄目だよ!お兄ちゃんの身体は普通じゃ無いんだからね」 
「妊娠ってこと?実は、心当たりあるけど、嬉しい!この中に赤ちゃんがいるなら♪」 
「嬉しい?お兄ちゃん?今はそれどころじゃないでしょ?先ずは中学ちゃんと卒業するためにテスト勉強しないとまずいんじゃないの?」 
「早香!心配してくれてありがたいけど妊娠は自分で望んだことだから、覚悟は出来てるつもりだよ」 
「お兄ちゃん!わかった、そこまで言うならもうテストに関しては、なにも言わないけど学校は休んだ方が良いよ!早いうち女の子になる手術受けようね、多分今の状態で産むのは危険のような気がするから」 
「そうだね♪なんだか手術こわいけど楽しみだな♪」
「幼馴染みの喜代美ちゃんにはこの事、言いたいけどまだだめなの?早いうちに言わないと逆に喜代美ちゃんの心の傷がどんどん深まるとわたしは思うよ!言いにくいのはわかるけど、あと、もしおなかに赤ちゃんがいるとしたらこの子の父親は誰?妹として凄く気になるんだけど」
「産んだあと、または女性適合手術終えたあとに、喜代美に告白するよ!そのときに好きな人も紹介する、それまで早香言わないで待ってて欲しい」 
「わかったから、お兄ちゃん!無理しないでね」
翌日、千葉の病院に母さんと行くことになり、早香はテスト勉強のため、お留守番するそうだ。
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