第1話 

文字数 846文字

 ここは竜の国。
先日、エキドナ前国王の息子からの救援要請があった。
その直後、影との戦闘が終わり、翌日。

竜の国:部隊室
力丸「…で、どうすんだ?


力丸。ゼロ部隊を仕切る隊長。
ジェイ「俺達はお前について行くぜ?」
ジェイ。副隊長。
フ「隊長は止めろ。「司令」か「指揮官」で良い」
力丸「図々しいこった」
フ「そもそも、ゼロ部隊が表立つことはほぼないだろうが」
ジェイ「まぁ、そうだが。」
フ「…にしても遅いな、あいつら」
力丸「だな。いつも通りだが」
フ「たまには時間を…ん?」
無線のコール音。
繋ぐ。
『はぁ…はぁ…こち、ら…偵察部隊…』
フ「何があった」
『その声…司令…!…え、エキドナに、…大勢の敵が…』
フ「帰還は出来るか」
『だ、だめです…もう…意識が飛びそうで…しっ、司令、ゼロ部隊に…やいば…のしゅく…ふく…を…!』
切れる。
ジェイ「…多分ボルグの部隊だろ。」
フ「すまん、ボルグ…」
突然、ドアが勢い良く開く。
エ「ごっごめん兄さん!皆起こしてたら時間が…」ゼェゼェ
フ「…全員?」
エ「えっうん」
フ「何してんだよ…」
エ「それとレグルスさんから伝言だよ。『城に直接転移できない』だって。だからエキドナの中央広場に転移するって。」
フ「分かった…あいつらはその事を?」
エ「知ってる。」
フ「…よし。行こう」

イ「ああ…やっちゃった…」
サ「まさか寝坊しちゃうなんてね!」
ロ「笑い事じゃねぇだろうよ…お前」
サ「でも面白くないですか?」
ロ「まあ…うん。昨日なんかしたか?」
レイル「確か…魔理沙さんからもらったキノコを食べてましたね。」
キ「多分それでしょうね…」
力丸「おーい、レグルス!」
ロ「お、来たか?」
レグルス「どうかしましたか?」
力丸「転移門は…ってもう開いてるのか」
レグルス「いつでも行けますよ」
ファイナル以下、ゼロ部隊全11名。
マイン「さあ、行こう」
フ「レグルス!」
転移。
エキドナを取り戻す戦いが、始まる。
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