第6話 2021/05/25

文字数 784文字

今日は免許の更新をしてきた。
久し振りに早く起きた気がする。
起きようと思えばなんとか意地で起きられるものだった。
毎日は出来そうに無いけど少し頑張れた。
免許証の写真が犯罪者の顔みたいになるのは共通言語かな。
今回は前のより良く撮れたと思いたい。
講習時間は30分だけだったがとても眠たかった。
沢山眠っているのに日中に眠たくなるのは本当に止めたい。
その後はコンタクトを買いにお店に行った。
久々に大きなお店に行って、いろいろと見て回った。
きらきらしているメイクのお店、カラフルなキッチングッズ。
モフモフなパジャマ、美味しそうな丸。
厚底の靴を履いていったら歩き疲れてしまった。
でも久し振りに楽しかった。
帰りにはタピオカを買って飲んでいた。
もちもちの食感がなんとも癖になる。
個人的にお店が近くにあれば毎日食べたい感じ。
レモネードは身体に良いことにしている。
お店とかは普通に行けるし、普通に振る舞える。
自分で自分がうつ病だと忘れてしまう。
援助が必要だからこそ病院で証明してもらっている。
それでも自分で思い込む様なことはしたくない。
思い込まなくても十分なくらいに症状が出ている。
心臓がずきずきと痛んで、瞼が痙攣する。
朝起きるのも寝るのも時間がかかるようになる。
暴飲暴食、食欲不振、糖分過剰摂取。
部屋に閉じこもる、外出が億劫、日光が嫌いになる。
いろいろな意味で栄養を取らなくなる。
身だしなみに気を使えたのは最後の足掻きだったのかもしれない。
仕事に行きたくなくて毎日電車の中でマフラーに隠して泣いていた。
考える時間が出来て一人が死ぬほど寂しくなった。
自分のセクシャリティーに悩んで心が分からなかった。
東京にも実家にも自分の居場所が無いように感じた。
本当のことを話せる友達も家族もいなかった。
病院に行ってやっといろいろな悩みを相談することが出来た。
早く治したい、まだ受け入れるのはとても難しい。
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登場人物紹介

うつ病の人

一人称 自分

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