第2話 2021/05/21

文字数 785文字

また今日も眠れなかった。
やることがなくて暇すぎる。
この時間をどうにかしたい。
打ちたいことも分からなくなってきた。
今日は母と祖母とご飯を食べに行くつもりだ。
こんな時間まで起きていたら時間になっても起きられないと思う。
このままオールした方が今日の夜に眠れるかもしれない。
結局4時前にもう一度寝て、姉と一緒に起きた。
朝ご飯は久し振りに食パンを食べた。
バターマーガリンとブルーベリーを塗って美味しかった。
お昼には祖母と母と一緒にお寿司屋さんに行った。
いつもより沢山食べられた気がする。
やることがないのではなくてやる気がないだけだ。
今日も最低限の行動をしてまた眠りにつく。
悪循環は続いていて、昼間に眠たくなって夜に眠れなくなってしまう。
今日は眠たいのを我慢してずっと起きている。
身体がだるくて重くて今にも倒れて眠ってしまいそうだ。
ばきばきの身体をごまかし、ごまかし動かしている。
普通に動くことさえこんなにも億劫で恐ろしくなる。
集中力も記憶力も極端に落ちた気がする。
自覚があるくらいに記憶力は落ちた。
話していてふとしたときに言葉が出てこない。
考えていたことと発した言葉が違う。
家族にも心配されるほど言い間違えも増えた。
自分でも言葉が間違っているのは分かるが、なんと言いたかったのかは分からなくなる。
言動も幼くなってしまった気がする。
自分で自覚があってもどうしようもない。
どうしようもないことが多くてしんどい、つらい。
音楽を聴いていても楽しいのか分からなくなってきた。
趣味はほとんど出来なくなった、興味が消失した。
今までは好きでストレス発散になったのに、今では逆にストレスが溜まる。
こんなんではやっていられない。
眠れたとしても必ず悪夢を見る。
内容は思い出せないが、なんだか急いで追っているか逃げている。
冷房を入れているのに寝汗がひどい。
いつになったらぐっすりと安心して眠れるのだろう。
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登場人物紹介

うつ病の人

一人称 自分

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