第9話 2021/05/28

文字数 861文字

昨日、いつもより早く寝た。
2時頃に一度起きてしまったらもう一度眠れなくなった。
眠りたいときに寝て目覚めたいときに起きたい。
夢は何を見たのか忘れてしまった。
短い時間でもぐっすり眠れたのかもしれない。
今日は病院だ、何を話そう。
いつもより行く時間は遅いのでゆっくりと準備が出来る。
生活習慣がぼろぼろで、こんなに時間を使うのは難しかっただろうか。
決まった時間に起きて食べて寝て、結構出来ていたと思う。
なぜかだんだんと出来なくなってしまって、当時は困っていた。
休みの日は好きなだけアニメを見たり、漫画を読んだりしていた。
今はどれも興味が無い、見るだけで疲れてしまう。
異常だった、こんなに興味を失ってしまって、自分が変わってしまった。
ショックだったし、上手く割り切れなかった。
今でも好きなことが苦しくて出来なくて、悲しい。
早朝は冷え込んでストーブを入れるほど寒く感じた。
灯油を使い切るのには丁度良かったのかもしれない。
こんなにしんどい中でも音楽とタイピングは楽しくて、助かっている。
音楽を聴きながらこの日記を打っている。
昔のことを思い出した方が感想を書きやすい。
今のことを考えると事実、あったことを書いてしまう。
事実と自分が思ったことをそれぞれ書きたい。
夢の中で知らない場所に何度も行ったことがある。
茶色に濁った水の渦、広い緑の草原、迷子になりそうな建物。
どれも現実では行ったことの無い、存在しない場所だった。
空間が歪んでいる様な変な場所だ。
何かから逃げていたり隠れていたり追っていることが多い。
夢占いを見ると、あんまり良い夢では無いことが多い。
病院では早く起きてしまうことを相談した。
就寝前の薬を変えてもらって、次のカウンセリングを予約して終わった。
この病院で初めてのカウンセリングになるので、何を話そうか。
優しそうなカウンセラーさんだった。
前のカウンセラーさんとは違うタイプだと思うが、上手くやっていきたい。
話すことが多くて、どこから話して良いのか分からない。
父と母が喧嘩をしたらしい。
毎回思うが、夫婦喧嘩は犬も食わない、本当に。
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登場人物紹介

うつ病の人

一人称 自分

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