第1話 2021/05/20

文字数 929文字

今日は自分のうつ病について書いていこうと思う。
天気が悪い日はほとんど午前中に起きられない。
身体も頭も痛くて重くて、起き上がることが出来ない。
夢と幻覚の間を行き来しながらだんだんと目が覚める感覚だ。
誰かに起こしてもらわない限りは夕方まで寝てしまうこともざらにある。
ご飯を食べるのも薬を飲むのも時間がバラバラになる。
これでは薬の効果もしっかり出る訳がない。
分かっていても行動できないので自己嫌悪に陥って悪循環だ。
あまり眠れなくて朝の3時か4時に目が覚める。
7時くらいまで眠りたいと思うがそこで寝るとお昼まで眠ってしまう。
しかし3時か4時に起きてしまうと昼間に眠たくなって寝てしまう。
そして夜中に眠れなくなって夜更かししてしまうのでこれも悪循環だ。
早く起きてしまっても夜更かししてもやることが特にない。
やることがないのではなくてやる気が起きないので何も出来ない。
自分は鼻炎なのか分からないが、アロマポットの香りを感じにくい。
せっかく買ったのにあんまり楽しめていないかもしれない。
香りにある効果も出ているのか体感できていない。
あと、最近は食欲が減ってきている。
元々そんなに食べられる方ではないが、食べるのが苦しい。
味はするが美味しいのか分からない、食べる喜びを喪失している。
量もあんまり食べられない、つらくなってくる。
油物はほとんど食べられない、甘い飲み物も大量に飲めない。
かといって痩せてくる訳でもないし、運動もしていない。
動く気になれない、歩くのが億劫で仕方がない。
家族にはとても迷惑をかけていると思う。
マイナス発言しかしないし、ご飯も美味しそうに食べない。
いつも落ち込んでいて、だらだらしている。
病気だからってこんな人が近くにいたら、メンタルをやられると思う。
もし自分みたいな人が近くにいたら、自分も駄目になってしまうと思う。
テレビが嫌いになった。
あんまり見る方ではなかったが、全く見られなくなった。
受動的にニュースや台詞が頭の中に入ってくるのは本当に嫌だ。
出来るだけ付けないようにしてもらっている。
たまの休みの娯楽を奪うことは出来ず、ご飯中や一緒のときは見なければならない。
正直言って本当につらい。
それ以外は自分の部屋に閉じこもっている、なんだか申し訳ない。
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登場人物紹介

うつ病の人

一人称 自分

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