第8話 2021/05/27

文字数 627文字

今日も不思議な夢を見た。
1回だけ会ったことのある人が出てきていた。
良い人ではなかった。
人と話していてあれほど無駄な時間だと思ったことはそうそう無い。
あそこの空気は終わっていた。
時間を商売にするのは本当に難しい。
お互いがお互いの刻を尊重出来てこその職業だ。
お互いに価値を見出すことが出来なかった。
あの時間を無駄だと思いたくは無いが、時間もお金も溝に捨てた方がマシだった。
東京の街を逃げていた。
なんだか酷いことを言われた気がした。
実際の会話も意味も無い中身も無い話をしていたと思う。
一度5時に目が覚めたときに起きておけば良かった。
また苦しみながら昼間まで眠ってしまった。
夢も苦しかった、歩くのも走るのも動くのが億劫な夢だった。
アロマポットでアロマを焚いている。
よく見るとオイルを垂らした水面が虹色に光っていて綺麗だ。
香りは何が好きなのかまだ決まっていない。
本当かは分からないがラベンダーはうつ病に効果があるらしい。
何にもしないよりはいいかと試してみている。
ぐっすり眠れる様にもなるらしい。
早く楽になりたい。
ご飯を食べたが食欲が無く、あまり食べられなかった。
もっと沢山美味しく食べられるようになりたい。
食べたい。食べたくない、太りたくない、痩せたい。
あんまりにも痩せるのは身体が弱くなるし美しくない。
今日も天気が悪いせいか、あまり元気が無かった。
寒いし寂しいし身体が痛いし眠たいしで困った。
書くことが思い付かない。
早く楽になりたい、そんなことばかり考えている。
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登場人物紹介

うつ病の人

一人称 自分

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