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文字数 630文字
私はまどかさんの言動を咎めようとした。
でも、横からやよいちゃんが入ってきた。
でも、横からやよいちゃんが入ってきた。
一瞬、時間が停まったような感じがした。
やよいちゃんの表情がこわばるのが分かった。
やよいちゃんの目が一瞬だけ、私の方を向いた。
その目は不安に彩られていた。
その目は不安に彩られていた。
狂ってる……。
二人の目が一斉に私に向けられた。
不安そうなやよいちゃんの目に、薄ら笑いを浮かべたようなまどかさんの目。
もううんざりだ、と私は思った。
まどかさんが本当のことを言ってるなんて保証はない。
仮に、まどかさんが嘘をついてないんんだとしても、お守りがなければ死ぬなんてことはあり得ない。
私は意を決して、ドアに近づいた。
刹那、ドゴっと鈍い音が後ろで聞こえた。
不安そうなやよいちゃんの目に、薄ら笑いを浮かべたようなまどかさんの目。
もううんざりだ、と私は思った。
まどかさんが本当のことを言ってるなんて保証はない。
仮に、まどかさんが嘘をついてないんんだとしても、お守りがなければ死ぬなんてことはあり得ない。
私は意を決して、ドアに近づいた。
刹那、ドゴっと鈍い音が後ろで聞こえた。