悩ましいスペース

文字数 799文字

 本棚。
 というのは、良いもんだなあとしみじみ思う。
 なんせ本好きの自分としては、己でセレクトしたさまざまな本が置いてあるだけで気分が良い。またそういう好みの品には、副産物がついてくる。「語る」ことだ。「好きなもの・好きなこと」を文章で語る。これは自分にとって、最高の精神のデトックスだ。
「こ、これは……バクレツに好みじゃない……!!」という本には黙して語らず、みぞおちにダイレクトにヒットする「好きだ!!」という品ばかり限定し、アマゾンのレビューを書くのが趣味だったりする。
 そして、さて【エッセイ賞】だ。
 お話を書くのが好きな自分だが、エッセイを書くのも好きだ。そしてやっぱり賞も欲しい。さて、何を書く?
 そう考えて思いついたのが、「自分の本棚の本を語る」というものだ。なんせ「好きじゃない本には一日でもウチの本棚に居てほしくない」というポリシー持ち、自室の本棚には好きなものしか詰まっていない。
 これは語りがいがある! というか自分が楽しい! といういかにもワガママな理由でこのエッセイを書こうと決めた。
 しかし、さて。本棚にあるのは本だけではない。まんがもある。というか比率がけっこう多い。CDも置いてある。DVDも何本か詰まっている。じゃあ全部語っちゃえば良いじゃん!!
 ということで始まったのがこのエッセイである。
 はっきり言って「ごった煮」だ。しかし自分が楽しいのは間違いないので、「この話がきっかけで、自分の好きなものにハマってくれる方がいたら良いなあ……」という淡い期待も込めて、始めてしまうことにする。
 しかし出だしから問題が一つ。
 本棚ってスペースに限りがあるんだよ……正直部屋の本棚、もう一冊も本が入らない状態なんだよ……! ああ、でかい本棚がほしい! というか広い部屋がほしい!(←そっから!?)
 いやいや、まあ根本的な問題は置いといて……。まずはまんがから、開幕です!!
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