あとがき

文字数 458文字

 あなたは最近いつ泣きましたか?

 はっきり言って私は泣き虫です。この物語の彼女ほどではありませんが、自分のことでは泣かない代わりに、周りのことや作品に触れた時などはすぐに泣いてしまいます。

 “涙活”なんて言葉もあるように、泣くことでストレス解消になり、その他デトックス効果やリラックス効果、安眠効果など、涙を流すことには多くのメリットがあるようです。

 逆に、普段より涙もろくなっている時はストレスが溜まっているサインという可能性もあります。ただ、そのことを気に病む必要はありません。
 携帯の充電が減ってきた時に「バッテリーが減っています。充電してください。」と表示されるのと同じです。
 素直に充電しましょう。彼女を見習って思いっきり泣き、それから思いっきり笑いましょう。

 泣くことでセロトニンという幸せホルモンが大量に分泌されます。

 彼女の“泣く力を分け与える”という能力は、“幸せを分け与える”とも言えるかもしれませんね。

 長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 あなたに幸あれ。
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登場人物紹介

僕。小学生の頃から心を閉ざし、人に興味を示さなくなった。

1時間おきに泣くクラスメイトの女の子。逆に普通の顔を思い出せない。

僕の母。大学で心理学の教授をしながらスクールカウンセラーもしている。40代だが若々しくて美人。

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