第17話:箱根観光、ヤフー株購入と同時多発テロ

文字数 1,753文字

 その後、仙石原すすき草原へ行き、草原を散歩してから、近くの蕎麦屋に入り、天ぷら蕎麦をゆっくりと食べて雑談して、出発した。その後、箱根桃源台港に車を止めて、遊覧船に乗って富士山をはじめとした素晴らしい景色を堪能。

 その後、桃源台港に戻り、車で、芦ノ湖畔のプリンスホテルに15時過ぎに入った。到着して、ゆっくりと温泉に浸かって、部屋で休んだ。その後、夕食をとってから、目の前の芦ノ湖畔を散歩してきた。

 完全に暗くなると、ホテルに戻って、冷えた体を暖める様に、再び温泉に入り、ビールを空けて、歓談した。そして、翌日になり、10時にホテルをチェックアウトして、エスティマに乗って箱根関所へ向かった。

 箱根関所周辺を観光して、寄木細工の店を歩いて、お土産を買い、帰りは、ターンパイクを下り降り、早川港、魚市場の食堂で、昼食に魚料理を食べた。そして国道271号線を東に向かい厚木に入り14時前に柴山を森の里の自宅に送り桜田も家に着いた

 2001年8月27日、早朝、柴山に証券会社の担当者から電話が入り日本初の不動産リート「不動産投資信託証券」という柴山さんみたいな富裕層にぴったりの投資商品の資料を送りますと言われた。

 その不動産投資信託証券の資料が、届き、柴山が、じっくり資料を読んで、1口が、50万円以上であり株式よりもリスクが低く、安定したリターンが得られ易いことが、理解できた。そのため、今後、投資しようと決心した。

 その後、9月1日に厚木の証券会社で、日本初の不動産リート「不動産投資信託証券」の説明をする勉強会が開かれますので、是非、お越し下さいと言われ、参加すると回答。当日10時に証券会社で、約40分、不動産投資信託証券の説明を聞いた。

 そして、証券会社の担当者が、来て、珈琲を飲みながら、不動産投資信託証券は、日本初です。だから投資家も疑心暗鬼なので、上場当初は、きっと価格が安定しないと思いますので、しっかりと価格を見て、買い時を知らせますと語った。

 その話を聞いて、確かに買いどころが、鍵となるだろうと、柴山も同意し、上手に買わないと駄目だろうと告げた。配当が高いので、短期ではなく、中、長期に保有できるのも安心だろうと柴山が述べると、さすが、投資の達人と言われた。

 その後2001年9月10日、NBFという日本初の不動産投資信託証券が、販売開始。初値が、62.5万円で、出来高も多く、盛況で、売買が開始された。しかし、価格が安定せず、売買も少なくなった。

 その翌日の夜、日本時間、2001年9月11日の夜、「現地時間、9月11日の朝」、マサチューセッツ州ボストン、バージニア州ダレス、ニュージャージー州ニューアークを飛び立った4機の旅客機が、ハイジャックされた。

ハイジャックは、モハメド・アタを中心とするアラブ系のグループによって、ほぼ同時に行われた。彼らは操縦室に侵入しパイロットを殺害。その後、自ら操縦して、2機「アメリカン航空11便、ユナイテッド航空175便」をニューヨーク・マンハッタンへ。

 残り2機「アメリカン航空77便、ユナイテッド航空93便」をワシントンD.C.へ向かわせた。乗っ取られた4機のうち2機が、ボーイング767型機で、残りの機がボーイング757型機。

 この2種類の機体は、運行する航空会社のパイロットに互換性を持たせるためコックピットの操縦システムは基本的に同じ物が使われていた。2人で操縦できるため、意図してこれらの機体が運行されている便を狙いハイジャックしたとみられる。

 実行犯のリーダー、モハメド・アタや一部のハイジャック犯たちは、アメリカ合衆国内にある民間の航空学校「ホフマン飛行機学校」で小型機の自家用操縦免許を取得。その後、これらの機体の操縦方法を事前にフライトシミュレータで訓練していたことが判明。

 これら4機が、全て国内線では長距離飛行に入るルートを飛行する便だったのは、燃料積載量が多く、衝突後の延焼規模を多くすることを狙ったと推測するされた。

 その中の2機は、ニューヨークのワールドトレードセンター・ツインタワーに突入し爆発炎上。その中の1機のアメリカン航空11便がワールドトレードセンター北棟に衝突する瞬間は、偶然にも2人が、映像をとっていた。
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