その10:プロットとか脚本から話が逸れて矛盾が出てしまうんだけど……【作成中】

文字数 3,840文字

埋猫葬爆が、自分の提案したプロットを公開するみたいよ!
それならある程度は使えるか使えないかの判断ができそうっす!
【概要】

本エピソードは以下の構成になっています。

・「トークメーカー的プロット」は、
  章立てて行う場合は、効率の良い使い方がある。

・それは、プロットの一部を繰り返し使う行為。

・全体プロットと、部分(エピソード別の)プロットの手順を公開中。

・「魔界のスーパーが案外ホワイトだった件について」も掲載中なので、比較してご覧いただければ幸いです。


※慣れている方や、プロの方は使う必要がないでしょう。
 この話自体が、初心者向けのものです。ご了承ください。

 また
「これは間違っている!」「もっと効率の良い使い方がある!」
 と思われる方は、どうぞそれをご自身で書きご公開ください!
 きっと、アクセスが多くなるでしょう!
「魔界のスーパーが案外ホワイトだった件について」がそこそこ進んでから公開されるコンテンツみたいね。
自分は見比べてみるっす! なんでも勉強っす!
さて、本項目でのプロットは、以下の様なものでした。
実際に書いた時に追加した項目は赤で記されています。


===テンプレ===

タイトルは各メモに入れる事

ーーーーーーーーメモ帳1へーーーーーーーー

【キャラ設定】
主人公設定1:
  会話の色:
簡易設定  :

主人公設定2:
  会話の色:
簡易設定  :

モブ設定1:
 会話の色:
簡易設定  :

モブ設定2:
 会話の色:
簡易設定  :

ーーーーーーーーメモ帳1へーーーーーーーー



ーーーーーーーーメモ帳2へーーーーーーーー
【どんな話?】
ジャンル:
テーマ:
い つ:
どこで:
誰 が:
何 を:
どうする:


起:話の始まり
承:話はどう進んでいくのか?
転:話にどんな変化があるのか?
結:話にはどんなオチがあるのか?

ーーーーーーーーメモ帳2へーーーーーーーー



ーーーーーーーーメモ帳3へーーーーーーーー

プロローグ〜第1章

起:話の始まり
承:話はどう進んでいくのか?
転:話にどんな変化があるのか?
結:話にはどんなオチがあるのか?

案:自由にメモをするスペース


ーーーーーーーーメモ帳3へーーーーーーーー
な、長いっす!
トークメーカーはもっと気軽な創作空間のはずっす!!
長編を書きたいと思う初心者用(筆者も含む)なので、かなり丁寧に説明してくれるみたいよ?
タイトルは各メモに入れる事

ーーーーーーーーメモ帳1へーーーーーーーー

【キャラ設定】
主人公設定1:
  会話の色:
簡易設定  :

主人公設定2:
  会話の色:
簡易設定  :

モブ設定1:
 会話の色:
簡易設定  :

モブ設定2:
 会話の色:
簡易設定  :

ーーーーーーーーメモ帳1へーーーーーーーー




まずはここから説明します。

これは「慣れてきたら見なくても良い」資料になります。
登場人物や、会話の色は暗記できますものね。

簡易設定は、キャラの性格や属性などを書きます。
ボイスサンプルなどまで載せておくと、
口調や設定を見ながらはじめ〜中盤まで書けるでしょう。

また、テンプレは埋めると書きたい思いが出てきますので、
その辺にも効果的だったりします。
具体例が見たいっす!
「魔界のスーパーが案外ホワイトだった件について」で、
実際に使用した【キャラ設定】の部分。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【キャラ設定】
主人公設定1:道尾智(みちお さとる)
  会話の色:左=オレンジ
簡易設定  :スーパー「マラドーナ」のバイト
       アイデアマン。シャイ。
       

主人公設定2:バラクーダ店長(丸い)ダーマルの店長。
  会話の色:右=黄緑
       客思い。

モブ設定1:ヒロインのバイトリーダー(軍曹)ソング・ミドシラ
 会話の色:ピンク
      怖いけど、優しい?

モブ設定2:夜勤の王、マヤモさん(犬)
 会話の色:ブルー。
     :夜勤の時だけ威張るような感じの人。

モブ設定3:社長(シャドウ族)
 会話の色:紫
     :CEO的にする? 魔王?

モブ設定4:雑務する人(シャドウ族ではない)
 会話の色:
      数名必要だろう。
「魔界のスーパーが案外ホワイトだった件について」の登場人物の欄と見比べてみて!
確かに、メモ書きでもあった方が便利だって感じるはず!
なるほど、PC画面を分割して、これを見ながら書き始める訳っすね!
スマホでは別の方法が採用できそうっす!
続きまして、


ーーーーーーーーメモ帳2へーーーーーーーー
【どんな話?】
ジャンル:
テーマ:
い つ:
どこで:
誰 が:
何 を:
どうする:


起:話の始まり
承:話はどう進んでいくのか?
転:話にどんな変化があるのか?
結:話にはどんなオチがあるのか?

ーーーーーーーーメモ帳2へーーーーーーーー


の部分の説明に入ります。
起承転結ってどれくらい考えるべきなんだろう?
自分もきになるっす!
私の場合はこれくらいでした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【どんな話?】
ジャンル:異世界系、異世界転生系
テーマ :ブラック企業に勤めるフリーターの活躍
い つ :現代〜魔界(ちょっと文明の発展が遅れている部分あり)
どこで :異世界(=魔界)
誰 が :主人公が
何 を :スーパーを
どうする:良い方向に変えつつ、脱出する。


起:話の始まり

異世界に召喚される。


承:話はどう進んでいくのか?

夜勤の時間に探索を進める? 
仕事の改善案を出すも通じない苦労。
敵の店の襲撃があり。


転:話にどんな変化があるのか?

日勤にも入り、情報が集まる。
店もどんどん発展するが、魔王から監査が入る。

結:話にはどんなオチがあるのか?

見事、大型雑貨店から出られる。
そこで得た情報を現代に持ち込む。ハッピーエンド。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
かなりざっくりっす! 
これで出来る訳ないっす!
だから、3つ目のメモがあるんじゃない?
各章ごとに作れば、話は膨らむから?
その通りです。

「一度に全部を決めてしまう」ことができれば、それに越したことはありません。

しかし、細かいプロットを書くことこそ、脱初心者の一歩とも言えるのかもしれません。

では、次のメモを見てみましょう!

ーーーーーーーーメモ帳3へーーーーーーーー


プロローグ〜第1章

起:話の始まり
承:話はどう進んでいくのか?
転:話にどんな変化があるのか?
結:話にはどんなオチがあるのか?

案:自由にメモをするスペース


ーーーーーーーーメモ帳3へーーーーーーーー
あっ、プロローグと第1章が一緒になってるっす!
実際は避けたほうが良いでしょう。
今回は、このほうが気分が乗ったため、こうなりました。

気軽に、楽しく創作できるトークメーカーを、楽しんだ結果でもあります。

では、記入したものを見てみましょう!
実際の話「魔界のスーパーが案外ホワイトだった件について」の該当部分も参照してみてね!
下が、メモその3の全貌っす!
プロローグ〜第1章(予定)

【どんな話?】

い つ :現代日本〜魔界へ
どこで :現代スーパー〜ワームホール
誰 が :道尾智が
何 を :居眠りをして
どうする:転生をする。
     驚くも新入りだとされる。


起:話の始まり

居眠りして転生。落下。

承:話はどう進んでいくのか?

魔界のバラクーダ店長が新入りかと言う。
威圧されて、はいと答える。

転:話にどんな変化があるのか?

過酷そうな魔界の大型雑貨店=スーパーの仕事を手伝うハメに。

結:話にはどんなオチがあるのか?

「あれ、案外楽じゃね?」


メモ:案(自由にメモをするスペース)

第1章(=店を知る)

起:店で目をさます道尾。
承:バラクーダという店を教えてもらい、言語を魔法で。
転:店が安くて人気の飲料を手前に置いている。レジからも近い。
結:「お客さんの身になって考えるんだ」
   地上とは別の不安を感じる道尾もいた。
   楽は楽であった。

第1章裏:夜の探検

第2章(=新商品の試飲)

第2章裏:夜の探検その2

第3章(=万引き対策 お客さん編)

第3章裏:夜の探検その3

第4章(=色のマジック)

第4章裏:夜の探検その4

第5章(=敵スーパーの攻撃=魔界のスーパーの独自性?)
第5章裏:店の修理など?
うーむ、メモは本当に箇条書き的なんすね。
単なるアイデアメモにも見えるっすね、後半は特に。
そこが小説やト書き脚本との違い、と筆者は考えているみたいよ。
まあ、使える部分だけ使うのが賢いと言えるでしょうね!
自分は初心者っすから、もっと自由にTMを楽しんでから使ってみるっす!
私はある程度慣れているから、早速試してみよっと。
おっと、確か自分オリジナルのプロットテンプレを作るのが良いのだったわね!
「これぞ絶対唯一のプロット作成テンプレだ!」的なものはおそらく存在しません。

初心者から一歩踏み出したい、長編を書いてみたいと思う方、
多少面倒かもしれませんが、上記を試してみてください。

「多少の面倒」で済む可能性が高まります。
ああ、なるほどね〜。

「適当に長文を書いて、後から全部修正する」って事にはならなそう、確かに!
RPGツクールにも、プロットや計画書が必要なのと同じっすね!
●まとめ●

・『その3:プロットを作って直接書いてみよう』を掘り下げた内容です。

・メモは複数に分けて使ったほうがテキストエディタが上下しない分、
 また、いつでも設定を確認できる分、作業は効率よくなるはずです。

・自分に最適なプロットのテンプレを作るのが最終的な目標です。

・参考までに、上のプロットと「魔界のスーパーが〜」を見比べたりしてみてください。


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登場人物紹介

先生:トークメーカーをこよなく愛する週末作家。
   トークメーカーをMacで利用している。
   T君の謎めきに答える役割がある。

T君:トークメーカー初心者。
   WindowsとMac両方を所有。
   プロットの意味が分からないくらいの物書き初心者でもある。

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