第4話【おじさんにも将来の夢はある①~童話化させたい!~】

文字数 1,982文字

今回は、童話そのものから少し離れた内容になります。そして、ほぼ屁理屈をこねます。かなり生意気なことも言います。気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。
どうか、物語を考えることが趣味のおじさんの戯れ言にお付き合いいただける方だけお読みください。


"将来の夢"ときくと、子ども達だけが想い描いて良いもののように思われがちですが、果たしてそうなのでしょうか。僕達大人は将来の夢を持ってはいけないのでしょうか。
「将来の夢は消防士!」僕は幼稚園の頃そう言っていましたが、それは細かく言えば将来の夢というよりも、大人になったら就きたい職業です。
"将来"を広辞苑で調べると、『これから来ようとする時』と記載されています。それはつまり、年齢に関係なく、それこそ死ぬ直前まで、僕達には将来があることになるはずです。そして、死ぬ直前まで、"夢=叶えたいこと"を持つことも許されるはずです。屁理屈かもしれませんが。

将来の夢≠大人になったら就きたい職業
将来の夢=いつか叶えたいこと

僕はそう考えて生きています。
いつか叶えたいことならば、年齢に関係なく、誰が思い描いてもいいはずなので。
僕は、数ある将来の夢の一つを叶えて、今の仕事に就いています。そして、就きたい職業とは別にいくつもの将来の夢を持っています。その中で最も叶えたいと思っていることがあります。

ーー自分の生み出した物語を"童話化"させたい

恐らく、何を言いたいのか、全く意味がわからないと思います。
これは、物語を絵本や小説のように書籍化させたいのとも、漫画化させたいのとも、映像化させたいのとも少し違うのです。
物凄く、物凄く、偉そうで、それらの業界で頑張っていらっしゃる方々や、それを志して日々努力していらっしゃる方々には失礼で、世間知らずで、身の程知らずで、自惚れた事を言います。
世に出すだけではなく、なおかつ大人にも子どもにも永く愛される。僕はそんな物語を生み出したいのです。

童話化=親子で共感し合え、永く愛される物語

これが僕の考える童話化です。
一番大切なのは物語であって、それを表現する方法は文字でも絵でも映像でもかまわないのです。童話のように親子で共感でき、かつ永く愛される物語。その原石を生み出し、世に送り出したい。それが僕の将来の夢なのです。永遠に叶わないかもしれないけれど、死ぬ直前まで追いかけ続けたい夢なのです。
すでにお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、この夢は僕一人の力で叶えることは不可能だと思います。なぜなら、僕一人の力はあまりにも非力だからです。
言葉の扱い方が出鱈目なので、書籍化するなら誰かに校正をしてもらわなければなりません。
絵が描けないので、漫画化するなら誰かに絵を描いてもらわなければなりません。
映像化なんて……それこそ何もわかりません。手も足も出ません。
言ってしまえば他力本願の夢です。
「僕は一生懸命、命を賭けて原石を探し出しますから、どうか皆さんの力でこれを綺麗に磨いて、ダイヤモンドにして下さい」
こんな呆れた夢です。

馬鹿馬鹿しいと思われると思います。まずは国語の勉強しろよと。小説を読めよと。コンテストを甘く見るなよと。身の程を知れよと。作家先生方に失礼だろうと。そもそもお前が一番努力しろよと。
全くもって仰る通りです。言い訳も出来ません。僕が過去にNOVELDAYSさんで投稿した物語を読んでいただければ、その文章の稚拙さがよくわかると思います。それでも僕は 、本気でそれに憧れて、目指しています。もちろん、これからも自分なりに努力は続けるつもりです。

NOVELDAYSさんは小説投稿サイトです。物語を考えることが好きな方がたくさんいらっしゃると思います。
だから、僕は今まで妻以外の誰にも言えなかった自分の果てしなさすぎる夢を、この場で初めて言うことができました。僕のこんな大きすぎる夢を、1mmでも「なんとなく言いたいことはわかるかも」と思って下さる方がいると凄く、凄く嬉しいのです。

ある親子の会話を想像してみてください。
父「お、これ"◯◯"じゃないか」
子「え?お父さん"◯◯"知ってるの?」
父「もちろん。お父さんが子どもの頃からあるからなぁ」
母「お母さんも知ってるよ。面白いよね、"◯◯"」
この"◯◯"に、自分の生み出した物語が入っていたら、身体中が震えるほど嬉しくなりませんか?

次回は、童話化のどんな所に憧れるのかということと、僕の中で童話化されていると感じていて「まさにこんな風になりたい!」と尊敬している現代の"漫画"や"映画"について、自分勝手に語ってみたいと思います。
きっと次回も無茶苦茶な屁理屈をこねます。今回の内容にイラッとしなかった方、おじさんの戯れ言に耳を傾けて下さる寛容な方は、もし良かったらお付き合い下さい。
そんな事を考えている、今日この頃です。

つづく…。









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