主要人物紹介

文字数 1,717文字

ヴィクトル・シャンドラン
シャンドラン家現当主の第7子。アカデミアの学生で騎士候補生。アカデミア騎士団入団予定。エクストラアップデートよりも1段階上のエクストリームアップデートを受けている。3年前、マヤを惑星マルキスで保護して以来、マヤの身元引受人となり、自分の家でマヤと寝食を共にしている。

マヤ・サガ
サトカシ出身の15歳。12歳の時サトカシから一番近い復興拠点シャーンクウにタキと出かけた際、拐かされた。逃げ出したところ、惑星マルキスでヴィクトルに保護された。

フェイレン・リュウ
地上生まれユニオノヴァ育ちの操縦士。アカデミア卒業後騎士団に入団したが、5年勤務した後、突然操縦士に転向した。ヴィクトルとカイルの父、ニール・シャンドランの元部下で、グレン・シャンドランとは同級生。面倒見が良く人情が厚いが、下世話な話題を好む面もあり、思春期のヴィクトルは対応に困ることも。

カイル・シャンドラン
シャンドラン家現当主の第一子。エクストラアップデート対象外。アカデミア騎士団の若き指揮官。冷静沈着な判断を下す反面、弟や妹を常に気にかける優しい面もある。

ミラ・カーティス
地上生まれユニオノヴァ育ちのアカデミア騎士団の騎士。10歳の時にカイルと出会い以来共に歩んできた。公私共にカイルのパートナー。マヤの親友。シャンドラン家の兄弟たちを気にかけて世話をする一面も。

ディノ・クレール
名門クレール家の現当主第4子。エクストラアップデートを受けている。幼少期からシャンドラン家に入り浸っており、クレール家にいるよりも長い時間を過ごしている。マイペースで、無口、気配を消すのが得意のため、偵察を得意とする。クレールに寄り付かず、カイルに忠誠を誓っている変わり者。

シエナ・ガルーダ
名門ガルーダ家現当主第二子。エクストラアップデート対象外。アカデミア騎士科教官。セロ・シャンドランとは幼馴染で、パートナーでもあった。セロがエクストリームを受ける約一年前に別れ、地上のガルーダ家別邸にて生活していたが、半年前に騎士候補生を取りまとめる教官となってアカデミア勤務となった。カイル曰く、策士で勝負士だが、潔く誠実。ユニオノヴァの水面下に渦巻く様々な陰謀に一早く気づく。

タキ・スグリ
謎が多い移動集落サトカシの里長でマヤの兄的存在。人望が厚く文武両道に長けている。人だけではなく、動物も惹きつけ、イヌワシのコクエイ、クマタカのビャクエイを両肩に乗せ、フクロウのゲンエイ、オオカミのセイエイを従えており、彼らは仲間内からタキの四天王と揶揄されている。世襲や上下関係を回避するため、サトカシ内に妻子を持たないと公言している。

グレン・シャンドラン
アリシャの末子でヴィクトルとカイルの叔父。10年前消息を絶ったアカデミア騎士団所属の騎士。エクストリームアップデートを受けている。死亡したと考えられていたがスーツの反応が突如現れる。

アリシャ・シャンドラン
先代当主で名誉騎士。存命する騎士の中ではユニオノヴァ一番の功労者。グレンの母親で、ヴィクトルの祖母。表向きは騎士だが、根は先祖の血を受け継ぎ科学者気質が強く、好奇心に抗うことができず、独学で遺伝子アップデートの研究をしている。自宅の中庭の地下に秘密の研究室を持つ。若かりし頃、汎用型ネウロノイドのヴェガに隠された秘密に気づく。それ以来、ユニオノヴァの歴史や創設の趣旨に疑問を持ち、ユニオノヴァ創設時の人間について調べ始める。

ヴェガ
シャンドラン家に長年仕える汎用型ネウロノイド。シャンドラン家が科学者から騎士として登録変更される150年よりも前から稼働していた。来歴には秘密がある。アリシャが生まれた時から常にそばにおり、彼女の良き話し相手であり、ときにはできる範囲で彼女の目的を達成する手伝いをする。

セロ・シャンドラン
シャンドラン家現当主の第3子。ヴィクトルの7歳年上の兄。物事を見極める力があり、カイルは兄弟の中で最も彼に信頼を置いていた。人懐こくてコミュニケーション能力が高く、兄弟の間の調整役をし、警戒心が強く繊細なヴィクトルの良き相談相手であり、理解者でもあった。エクストリームアップデートに失敗し暴走、絶命に至った。

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