『シャンプーの香り』
文字数 294文字
ひさしぶりに君に会った。
残念だけど、夢だなってわかってしまう。そんなこと、信じたくないはずなのに。
君は相変わらず楽しそうに笑う…なぜか僕より、生き生きしてる。
「…おはよ。」「おはよっ!」
もっと楽しそうにしていたいのに、もう手に入らない幸せを目の前にしてどうして素直に喜べるだろう。これがもし、僕が夢であることに気づかなかったなら、どんなに泣いて喜んでいたか…その後目覚めてまた沈むのと、どっちがいいんだろう。
それに…認めたくないけれど、会う度に不鮮明になっている気がするんだ、さっききいたはずの声、思い出せなくって…
ふわっと、あまい香りを感じた。とても感じなれてる香り……君の香り、かな。
残念だけど、夢だなってわかってしまう。そんなこと、信じたくないはずなのに。
君は相変わらず楽しそうに笑う…なぜか僕より、生き生きしてる。
「…おはよ。」「おはよっ!」
もっと楽しそうにしていたいのに、もう手に入らない幸せを目の前にしてどうして素直に喜べるだろう。これがもし、僕が夢であることに気づかなかったなら、どんなに泣いて喜んでいたか…その後目覚めてまた沈むのと、どっちがいいんだろう。
それに…認めたくないけれど、会う度に不鮮明になっている気がするんだ、さっききいたはずの声、思い出せなくって…
ふわっと、あまい香りを感じた。とても感じなれてる香り……君の香り、かな。