第8話
文字数 360文字
子供が4歳になる頃、仕事先での縁で私は再婚した。
実家での居辛さもあった。
再婚相手にも元夫にも、そして子供にも私は彼の事を伝えている。
私にとって大切な存在だから、誰の前でも彼の事を語りたかった。
再婚相手との間にも男の子を授かり、2人の子の親となった私は、子育てと仕事の日々を過ごしつつも、彼とのメールや電話は続いていた。
彼のメールから、新興宗教的な表現が無くなり、精神的な安定感がうかがえるようになった頃、おそらく彼は離婚を決意したのではないかと感じた。
それまでは、自分はこのままだと将来誰にも死に水をとってもらえないかも知れないと言っていたので、その時は私が行くよと話したりしていたけれど、どうやら私の出番は無く、支えてくれる人との出会いがあったようだった。
離れている私にとって、彼が心の病いを脱した事が何よりに思えた。
実家での居辛さもあった。
再婚相手にも元夫にも、そして子供にも私は彼の事を伝えている。
私にとって大切な存在だから、誰の前でも彼の事を語りたかった。
再婚相手との間にも男の子を授かり、2人の子の親となった私は、子育てと仕事の日々を過ごしつつも、彼とのメールや電話は続いていた。
彼のメールから、新興宗教的な表現が無くなり、精神的な安定感がうかがえるようになった頃、おそらく彼は離婚を決意したのではないかと感じた。
それまでは、自分はこのままだと将来誰にも死に水をとってもらえないかも知れないと言っていたので、その時は私が行くよと話したりしていたけれど、どうやら私の出番は無く、支えてくれる人との出会いがあったようだった。
離れている私にとって、彼が心の病いを脱した事が何よりに思えた。