休日自然観察者の手記 は1～18まであります。
まず、タイトルの「休日自然観察者の手記 」について

著者は岩田久二雄さんを尊敬しております。
その岩田さんによる「自然観察者の手記」という優れモノがあるのです。

それと比べるべくもないのですが、私は休日にだけ自然観察していたので、「休日自然観察者の手記 」というタイトルにしました。

著者がまだ自然観察初心者だった頃書いた手記です。
今読むと結構恥ずかしいのですが、初心者の心情がよく表れているのではないでしょうか。

場所は東京から少し離れた場所をあっちへ行ったりこっちへ行ったりなのですが、
実は、私のジュブナイルSF「天地を動かす力」の舞台のイメージとなったところが数多く含まれております。
この手記を公開した大きな理由は、そこにあります。
「天地を動かす力」の少年少女時代の自然描写は私がそこで体験したことが源流になっているのです。
１話恩田の谷戸、４話こどもの国、５話新治（にいはる）は舞台そのものと言っていいほどです（全て横浜市）。
リアルではこんなところだった、ということで「天地を動かす力」の読者の方の参考にもなれば幸いです。

もちろん、この手記だけでも読んでいただければ望外の幸せです。