タロットカードの雨

[ファンタジー]

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県北の温泉地、奥雲間村に引っ越して来た私は、この4月に小学4年生になる。奥雲間村にはなにもないけれど、『長老』がいて、たまに『マレビト』が訪れ、お土産を置いていく。

目次

完結 全1話

2022年05月29日 15:08 更新

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ファンレター

感動しました!

うわ~、このファンタジーいいなあ!! 幻想的でありながら、リアルで的確な描写が多く交じっていて、それが余計に想像をかきたてます。主人公の思い、それから周囲の人々の思いにもぐっとさせられますね。素敵な作品でした。

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これぞファンタジー!

佐久田さんの文章ってどれも、心にスッと入ってくるんです。飾らないというか、抑制が効いているというか……。演出のための「かわいそう」や「不幸」を描くのではなく、心の弱った人に寄り添っているような感じを受けます。この「タロットカードの雨」では、お父さんが、持ち込んだイカを焼いている気持ちがとてもよく伝わってくるし、葵の気持ちが徐々に解きほぐれていく描写が素敵だと思いました。

返信(1)

細やかでリアルな子供の心理描写が見事!

この作品、本当に子供の心理描写が素晴らしいです!イカを焼いているお父さんが笑っているのを見て、葵ちゃんが「よかった」と思うところ、思わず胸が熱くなりました。子供って、言葉に出さなくても、実はすごく大人のことを気遣っているものなんですよね。名シーンだと思いました!他にも印象的な表現や場面がいくつもありましたけど、ネタバレになっちゃうので、これ以上言えないのがもどかしい。ファンタジーだからこそ伝わるリアルさがあるんですね。とっても好きな作品です。

返信(1)

長老、ファンです!

 長老、かっこよすぎます。田舎の町のご意見番を装っているけど、実は……、いろいろ妄想してしまいました。それにしても彼女の弱っている心にはちょっと魔法の効きが強すぎたのですね。解決法も素敵です。現実とファンタジーの境界不明瞭なところの不思議、素敵なファンタジーにほっこりしました。

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小説情報

タロットカードの雨

佐久田 和季  202004

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
【2000字FT】
総文字数
2,008文字
公開日
2021年03月21日 20:47
最終更新日
2022年05月29日 15:08
ファンレター数
4