いい人を好きになる訳じゃない

[恋愛・ラブコメ]

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7件のファンレター

恋は錯覚。

碓井隼(うすい しゅん)サイドと、一条有紗(いちじょう ありさ)サイドによる4話。

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面白いです!

とても面白かったです!ちょっと結末が怖かったですが、素晴らしいと思います!その子が闇落ちしないように祈ります!

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残酷で滑稽で

恋の残酷さと滑稽さを静かに、鋭く書き上げられた作品。 こんなに端的に青春の一面を描き切ってくださってありがとうございます‼ と、いう気持ちが込み上げました。 碓井と一条の両側の気持ちが読めて、より一層感情移入してしまいました。 きっと、「振られる」ということは恋が成就するよりずっと人を大人にさせる……。 成長させるのだろうなぁと思います。だから大抵の場合、振られた方が振った方を追い越すんだろうなと思います。 そして、自分を好きだと言ってくれた人はいつまでもその気持ちのままだと思う心理。 ... 続きを見る

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よくある光景だからこその

佐久田さん、「いい人を好きになる訳じゃない」を拝読しました。 タイトルが的確で、それだけでメッセージ性が強いという点がまず素晴らしいと思います。 内容は、実のところよくある光景で、その心理劇かと思いますが、それを過不足なく、共感しながら読める点も良かったです。 そこはやはり、切り取り方や表現の巧みさなのだろうと感じ入りました。 二人にスポットがあたる訳ですが、どちらの心情も納得できます。 その上で、形成有利となったであろう側からの、まとめ。 きれいな展開ですね。ラスト一行の締 ... 続きを見る

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爽快!

 最初はムカムカしたけど、そうきましたか! やっぱりこういう展開はスカーっと来ますね。気分よく読めましたが、根底に青春のどす暗さがうすーく流れている所も好きでした。

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タイトルのわかりみの深さよ!

陰キャのわたしには刺さりまくりのお話でした。 一条さんと同じ経験をしたことはないけれど、彼女が告白したあとにふいに傷つけられたあの場面、まるで自分もその場にいたかのように臨場感があって、思わずぐっと拳を握りました。おのれ、碓井め、と。 告白された側は、なぜか相手を上から目線で見下ろしてくること、ありますよね。碓井くんのターンでその心理がよくわかりました。 そのあとの、一条さんの醒めた眼差しがまた秀逸で。淡々としているぶん、余計に凄みがあるといいますか。単なる「いい子」ではなくて、さりげない ... 続きを見る

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いい人を好きになる訳じゃない

一条さんに感情移入して読んでしまいました。 思い切って好きな人に告白した後、その人が友達にあんなことを言っているのを聞いたらたまらないなあ、と思いました。 「その言葉を反芻しては自分を傷つけ、その傷口を見つめた。」という一文がすごく刺さりました。 その後、意外な展開になっていくのですが、だからといって「ざまぁ」展開にはならず、一条さんが冷めているところに、作品の深みを感じました。それにしても、あんなひどいことをしておきながら、相手はまだ自分のことを好きだろうなんて考える無神経な残酷さは、男 ... 続きを見る

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ナツノヒカリ

佐久田和季さん、こんにちは。良かったですよー。夏休み後によくもわるくもひとが容姿や性格ががらっと変わるのって現実でもよくあることだけれども、それが視点変更の一人称で表現されていて、終わり方もオープンエンドだし、「この作品、好きだ」と思いました。短いながらも過不足ない短編です! 忘れていた、もどかしかった〈ひとが変わる〉あの感情が取り戻せた気分になりました。読後感、読者によって変わるだろうな、と思うのですが、それは読んだひとが、ほぼ必ず経験する、真夏のあとのがらっと変わった後に感じた時の記憶と結び ... 続きを見る

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小説情報

いい人を好きになる訳じゃない

佐久田 和季  202004

執筆状況
完結
エピソード
4話
種類
一般小説
ジャンル
恋愛・ラブコメ
タグ
【三題噺1】, 高校生, 恋愛
総文字数
3,183文字
公開日
2022年05月04日 10:34
最終更新日
2022年05月16日 23:58
ファンレター数
7