三百五十八話 淫らで清楚な
文字数 2,352文字
「み、都様、つ、着けてきました・・・」
わたくしは黒いペニスバンドを装着していた。
「ンフ、良いわねえ。アンバランスな光景にくらくらしちゃう」
「こ、これ凄く恥ずかしいです」
「これからもっと恥ずかしいことするのよ。嫌かしら?」
「・・・したいです」
「じゃ、隣においで」
「はい・・・」
ベッドに腰掛けている都様の隣に座る。都様はわたくしの肩を抱くと、もう片方の手で偽りの肉塊を撫でた。
「は、うう」
「感じてるの?」
「ど、どうして・・・」
「感じるでしょ? まるで神経が通っているかのように、ビリビリと・・・」
敏感な部分が肥大したかのようだ。都様の美しい指が、わたくしの汚らしい肉を掴み、擦る。鈴口を人差し指の腹で撫でる。なんていやらしいのだろう。
「足を少し開いて」
「は、はい・・・」
都様はわたくしの足の間に跪いた。わたくしの、足の、間に、跪いた。都様が。わたくしのご主人様が。わたくしの女王様が。わたくしがベッドに腰掛けて、都様が床に跪いているだなんて。
「舐めてあげる」
息が荒くなる。ごくりと喉が鳴る。都様は妖艶に笑って、わたくしの先端に口付けた。途端に背骨にビリビリと、痛みに近い感覚が走る。甘い痛みだ。
「雄の顔してるよ、桜子さん」
そう言って、都様はわたくしのものを咥え、ゆっくりと、喉の奥まで押し込んだ。都様が動くたびに、じゅっぽじゅっぽと音が鳴る。わたくしは堪らなくなって、どんどん、どんどん息が荒くなっていった。本当に、しゃぶられているみたい。ペニスバンドから蕾まで快楽が伝わって、そこから臍まで登ってくる。
「んっ、ん・・・」
「都様、乳首まで、気持ち良いです・・・」
「んふっ、ん、んん・・・」
「か、可愛いです、都様。可愛い・・・」
「あぃあと」
しゃぶったままお喋りなんてされたら・・・。
「ん、ふう。桜子さん、ご奉仕されている気分は、どう?」
「咥えられているだけで、イきそうです・・・」
「でしょう?」
舌をくるくると回して先端を舐められる。
「さ、私の喉を突いて」
「そんな、こと・・・」
都様が再び咥え直す。今度はぴくりとも動かない。誘うような上目遣いにわたくしは抗う術を持たない。都様の耳に手を添え、頭を掴む。そして、腰を動かした。
「んうっ、んんっ」
「都様っ、なんて、なんて扇情的なのっ。可愛いっ。可愛いです都様っ」
満たされる支配欲、沸き起こる加虐心。都様が教えてくれた苦しさをわたくしも与えたい。苦しそうに呻く都様の喉に、わたくしは必死に腰を打ちつける。
「うぐっ、うぶっ、うっ」
「わたくしをっ、淫乱にした責任っ、取ってくださいっ!」
「ううっ、んぐっ、うううっ・・・!」
わたくしは常々、都様のモノが本物だったらと考えていた。本物だったら、肉体的な快楽を奉仕することができたのに、と。大きな勘違いだった。物凄く気持ちが良い。皮膚が全て性感帯になったかのような心地だ。
「けほっけほっ! はあ・・・はあ・・・。あはっ・・・。桜子さん、胸で挟んであげる・・・」
都様はローションを取り出し、胸の谷間に垂らすと、わたくしのモノを挟んだ。物凄い光景だ。都様が胸を揺らし始める。都様の肌とわたくしの肌が触れ合って、気持ち良い。
「こっちはお喋りしながら楽しめるでしょ?」
「気持ち良いです・・・」
「主従逆転しているみたいで、興奮するでしょ」
「はい・・・」
「次は素股しようね」
「はい・・・」
「最後は、攻守交代。このぬるぬるにしたので桜子さんのこといっぱい突いてあげる」
「ああ、幸せです・・・」
仰向けになったわたくしの上に都様が乗る。
「あとでこの体位でするのよ。良いアイディアでしょ?」
「想像しただけで、蕩けそうです・・・」
「フフッ、良い光景でしょう? 突いて気持ち良くなるのは貴方なのに、主導権は私にあるの。さ、どうぞ」
都様が太腿の間にローションを垂らして、わたくしのモノを挟む。都様の重みが堪らない。
「つ、突きます」
「どうぞ」
恐る恐る腰を持ち上げてみる。都様の白い太腿から、ぬぷぬぷと黒い欲望が飛び出る。
「ああっ、凄い! み、都様っ!」
「楽しいでしょ」
「楽しいですっ! 凄く楽しいですっ!」
夢中になって、突き上げた。
「さ、解してあげる・・・」
わたくしは震える身体になんとか言うことを聞かせて、ペニスバンドを脱いだ。都様が指にローションを絡め、わたくしの中に、ゆっくり、優しく、挿入する。
「うんっ・・・。都様の指、好きっ・・・」
「桜子さんが心配しなくても、私も十分気持ち良い思いしてるって、わかった?」
「あぅ・・・」
「息子達も心配してるけど、男にこの感覚は教えられないわねえ」
「わたくしと居る時に誰かの話なんてしないでくださいっ」
「あら、やきもち焼きさん。可愛いね。可愛いから舐めちゃう」
都様が唇を寄せる。
「あああぁあああぁあっ!!」
「解されながら舐められるの、気持ち良い?」
「やっ、だめえっ・・・」
「あらごめんなさい」
「駄目やめないでっ!」
「もー我儘なんだから」
「あううぅ!! ひぎっ、い、イきますうぅうぅ!!」
『虫』として生きていたら、この幸せは味わえなかった。最悪の事態に発展して、死が救済になる未来もあったかもしれない。
「さくらこのこと、きもちよくしてくださいっ!」
「私の可愛い桜子さん、いいよ」
「ありがとうございますっ!」
わたくしが都様の身体を使ってぬるぬるにしたペニスバンドを都様は装着した。仰向けになった都様の上に乗り、ゆっくりと挿入する。
「あっ、ああっ・・・。逞しくて素敵・・・」
「綺麗な顔の女がいやらしい顔して乗っかってるの、良い気分」
「嬉しいです・・・」
「桜子さんは世界一綺麗だよ」
「やあん、都様、大好き・・・」
「さあ、沢山遊びましょ」
「はい・・・!」
わたくしの、淫らで清楚な女神様。
わたくしの全てを、一生貴方に捧げます。
わたくしは黒いペニスバンドを装着していた。
「ンフ、良いわねえ。アンバランスな光景にくらくらしちゃう」
「こ、これ凄く恥ずかしいです」
「これからもっと恥ずかしいことするのよ。嫌かしら?」
「・・・したいです」
「じゃ、隣においで」
「はい・・・」
ベッドに腰掛けている都様の隣に座る。都様はわたくしの肩を抱くと、もう片方の手で偽りの肉塊を撫でた。
「は、うう」
「感じてるの?」
「ど、どうして・・・」
「感じるでしょ? まるで神経が通っているかのように、ビリビリと・・・」
敏感な部分が肥大したかのようだ。都様の美しい指が、わたくしの汚らしい肉を掴み、擦る。鈴口を人差し指の腹で撫でる。なんていやらしいのだろう。
「足を少し開いて」
「は、はい・・・」
都様はわたくしの足の間に跪いた。わたくしの、足の、間に、跪いた。都様が。わたくしのご主人様が。わたくしの女王様が。わたくしがベッドに腰掛けて、都様が床に跪いているだなんて。
「舐めてあげる」
息が荒くなる。ごくりと喉が鳴る。都様は妖艶に笑って、わたくしの先端に口付けた。途端に背骨にビリビリと、痛みに近い感覚が走る。甘い痛みだ。
「雄の顔してるよ、桜子さん」
そう言って、都様はわたくしのものを咥え、ゆっくりと、喉の奥まで押し込んだ。都様が動くたびに、じゅっぽじゅっぽと音が鳴る。わたくしは堪らなくなって、どんどん、どんどん息が荒くなっていった。本当に、しゃぶられているみたい。ペニスバンドから蕾まで快楽が伝わって、そこから臍まで登ってくる。
「んっ、ん・・・」
「都様、乳首まで、気持ち良いです・・・」
「んふっ、ん、んん・・・」
「か、可愛いです、都様。可愛い・・・」
「あぃあと」
しゃぶったままお喋りなんてされたら・・・。
「ん、ふう。桜子さん、ご奉仕されている気分は、どう?」
「咥えられているだけで、イきそうです・・・」
「でしょう?」
舌をくるくると回して先端を舐められる。
「さ、私の喉を突いて」
「そんな、こと・・・」
都様が再び咥え直す。今度はぴくりとも動かない。誘うような上目遣いにわたくしは抗う術を持たない。都様の耳に手を添え、頭を掴む。そして、腰を動かした。
「んうっ、んんっ」
「都様っ、なんて、なんて扇情的なのっ。可愛いっ。可愛いです都様っ」
満たされる支配欲、沸き起こる加虐心。都様が教えてくれた苦しさをわたくしも与えたい。苦しそうに呻く都様の喉に、わたくしは必死に腰を打ちつける。
「うぐっ、うぶっ、うっ」
「わたくしをっ、淫乱にした責任っ、取ってくださいっ!」
「ううっ、んぐっ、うううっ・・・!」
わたくしは常々、都様のモノが本物だったらと考えていた。本物だったら、肉体的な快楽を奉仕することができたのに、と。大きな勘違いだった。物凄く気持ちが良い。皮膚が全て性感帯になったかのような心地だ。
「けほっけほっ! はあ・・・はあ・・・。あはっ・・・。桜子さん、胸で挟んであげる・・・」
都様はローションを取り出し、胸の谷間に垂らすと、わたくしのモノを挟んだ。物凄い光景だ。都様が胸を揺らし始める。都様の肌とわたくしの肌が触れ合って、気持ち良い。
「こっちはお喋りしながら楽しめるでしょ?」
「気持ち良いです・・・」
「主従逆転しているみたいで、興奮するでしょ」
「はい・・・」
「次は素股しようね」
「はい・・・」
「最後は、攻守交代。このぬるぬるにしたので桜子さんのこといっぱい突いてあげる」
「ああ、幸せです・・・」
仰向けになったわたくしの上に都様が乗る。
「あとでこの体位でするのよ。良いアイディアでしょ?」
「想像しただけで、蕩けそうです・・・」
「フフッ、良い光景でしょう? 突いて気持ち良くなるのは貴方なのに、主導権は私にあるの。さ、どうぞ」
都様が太腿の間にローションを垂らして、わたくしのモノを挟む。都様の重みが堪らない。
「つ、突きます」
「どうぞ」
恐る恐る腰を持ち上げてみる。都様の白い太腿から、ぬぷぬぷと黒い欲望が飛び出る。
「ああっ、凄い! み、都様っ!」
「楽しいでしょ」
「楽しいですっ! 凄く楽しいですっ!」
夢中になって、突き上げた。
「さ、解してあげる・・・」
わたくしは震える身体になんとか言うことを聞かせて、ペニスバンドを脱いだ。都様が指にローションを絡め、わたくしの中に、ゆっくり、優しく、挿入する。
「うんっ・・・。都様の指、好きっ・・・」
「桜子さんが心配しなくても、私も十分気持ち良い思いしてるって、わかった?」
「あぅ・・・」
「息子達も心配してるけど、男にこの感覚は教えられないわねえ」
「わたくしと居る時に誰かの話なんてしないでくださいっ」
「あら、やきもち焼きさん。可愛いね。可愛いから舐めちゃう」
都様が唇を寄せる。
「あああぁあああぁあっ!!」
「解されながら舐められるの、気持ち良い?」
「やっ、だめえっ・・・」
「あらごめんなさい」
「駄目やめないでっ!」
「もー我儘なんだから」
「あううぅ!! ひぎっ、い、イきますうぅうぅ!!」
『虫』として生きていたら、この幸せは味わえなかった。最悪の事態に発展して、死が救済になる未来もあったかもしれない。
「さくらこのこと、きもちよくしてくださいっ!」
「私の可愛い桜子さん、いいよ」
「ありがとうございますっ!」
わたくしが都様の身体を使ってぬるぬるにしたペニスバンドを都様は装着した。仰向けになった都様の上に乗り、ゆっくりと挿入する。
「あっ、ああっ・・・。逞しくて素敵・・・」
「綺麗な顔の女がいやらしい顔して乗っかってるの、良い気分」
「嬉しいです・・・」
「桜子さんは世界一綺麗だよ」
「やあん、都様、大好き・・・」
「さあ、沢山遊びましょ」
「はい・・・!」
わたくしの、淫らで清楚な女神様。
わたくしの全てを、一生貴方に捧げます。