第18話:ヤフー株成功と結婚式

文字数 1,554文字

 2004年4月6日の朝、証券会社の担当者から佐飛初幸に電話が入った。その電話でヤフー株の気配値が140万円と高いと言われた。そこで全株成り行き売り注文を出すと全株売れた。ヤフー株保有中に5回連続の2倍分割したので2株が32倍の64株に増えた。その結果、残高合計が35750万円になった。そこで佐飛初幸は証券会社の担当者にお礼を言い、お礼の品を送った。

 一方、佐飛和富もヤフー株の1株が32株に増えて全株が売れて証券口座の残金合計が5316万円となった。やがて6月19日になり佐飛和富と藤井富江さんが横浜駅で待ち合わせ、昼食を食べた。その後、横浜駅東口へ行き、歩きながら海の景色を眺めて14時過ぎに横浜駅西口の横浜エクセルホテルにチェックインした。一休みして16時頃にホテルを出て横浜高島屋の喫茶店に入りゆっくりと話をした。

 その後、レストランで夕食をとってワインを買ってホテルに部屋に戻った。そして、風呂に入り、ワインを飲みながら結婚式や新婚旅行のことを話し始めた。こうして23時には床に入り、眠りについた。翌朝8時前に起きて、ホテルのカフェで朝食を食べ9時には部屋に戻った。10時前に奥さんがウエディングドレスに着替えに出かけた。10時半頃に佐飛初幸も衣装替えに行った。

 11時前に奥さんの友人が来て一緒にに写真をとった。その後、23時に神父さんが出てくれ洋式の結婚式が始まり新党、新婦の友人たちが集まって結婚式を見ていた。指輪の交換を終えて誓いの言葉を述べ、バージンロードを歩み彼女のお父さんから佐飛和富にパートナーを交代した。そして、一連のセレモニーが終わり、ホテルの中庭に出ると新党、新婦の友人たちが拍手で迎えてくれた。

 そこで、奥さんがブーケを投げた。こうして結婚式が終わりホテルの披露宴会場に移動した。披露宴会場に入ると大きな拍手に迎えらえながら参列者たちの席を回り、新郎新婦がお礼を言った。それが終わると司会者が披露宴の開会を宣言して贈る言葉などをお願いしますと呼びかけた、すると、祝福する歌から始まり、会社の同僚の話、奥さんの友人の歌などが次々と出てきた。

 やがて盛り上がり、友人達の話が終わると新郎、新婦の両親の話となり会場は静かになった。悲しい所では涙する人も出た。しばらくして両親の話が終わるとフィナーレとなり約2時間近くたち披露宴が終了した。すると、新郎新婦が披露宴会場の受付で帰れられる参加者たちにお礼の言葉を述べて、挨拶してお別れした。15時すぐには新郎、新婦は衣装を替えて普段着になり部屋で一休みした。

 その後、明日からの2泊3日の信州への新婚旅行の打ち合わせをした。そして、風呂上がりに冷えたビールを飲んで眠りについた。翌朝、ホテルを出て横浜から東京駅へ行き、東京駅から長野新幹線で長野駅に11時頃に到着して善光寺へ行きお参りした。その後、駅近くで信州名物のおやきを食べて昼食にした。その後、信越線に乗って13時半に松本駅に到着した。

 そこからタクシー松本城へ行き、天守閣まで登って素晴らしい景色を見てきた。見学を終えて17時前に美ケ原温泉の宿に入った。そして、風呂から見える信州の山々を見て、ゆっくりと温まった。夕食に信州そばと山菜と地酒を楽しんで21時過ぎに部屋に戻ると疲れのせいか眠くなり22時過ぎには床についた。翌朝、9時にはホテルを出て途中、あがたの森公園を散策した。

 それを終えると松本駅発10時半の特急あずさで甲府に向かった。信州から甲州へ向かう時、最初に進行方向の右に諏訪湖が見えた。佐飛夫妻には想像以上に大きい湖と思え奥さんが思わず大きいねと言った。その後、山を見ながら行くと山梨県境が近づくと標高が下がっていると感じられた。しばらく行くと甲府盆地に出た。
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