第84篇 動乱のヒロイン

文字数 500文字



光の滝が
頭上からいつも降り注がれている

それは
全身を
駆け巡り

胸の辺り
天と地を繋ぐ愛となり
また
天上に帰っていく
こうして
生命は聖杯のように
設えられていく

動乱のこの時代に
何が輝くだろうか?……

人を想い信じ
自然を想い信じ
神や目に見えないものを
想い信じること

愛は
自然の中からでも学べる

太陽の光が
雲をつくり
雨となり
土に地に降りそそぎ
渇きを潤す
どこまでも落ちていく
どこまでも落ちていく
どこまでも無限定に

そうして
その瑞(みず)は
生命に力を与え
蒸発し
天に帰っていく
生命も
また同じ
生まれて
地上で成すべきことを成したあと
天に帰っていく

自然と人と天
本来は
同胞であり
縁であり
愛で1つに繋がっている

和や結びの流れを大事にし
胸で治め
出来るかぎり
実践し
実行していく

そうしていけば
全ては
後から着いてくる

財産は一代
知恵は万代
限りなく知恵は
人類の子孫に伝わっていく

大志を抱き
天と繋がり
自分自身はもちろん
また
他者を重んじ

本来の地球
天が望まれる地球を
協同創造していく

それに向かって
有名無名問わず
歩みが遅くとも
歩いていく
歩いていく

全身全霊で
日々の出来事に取り組み
全身全霊で
日々の出来事を愛する

何気ない日常の
ほほんとした
奇跡は
そのように
実現していく


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