第28篇 空の森から放たれている彎曲
文字数 342文字
命
とは不思議なものだね
きみと
出逢ってから
ぼくは
命
の無限の可能性や色彩を感じた
七色の蝶が光線をこぼしながら
フィリアの蜜をすっている
今
まで通りすぎてしまっていた
道端に咲いている小さな花
透明に揺蕩(たゆた)うハーモニー
空の森から放たれている彎曲(わんきょく)に
想いを馳せ
形にして
実践する
命
よ、天衣無縫のままに咲け
太古も今も未来もそうであるように
新たにジンテーゼせよ
繋
がれ
人、花、海、犬、兎、馬、星、山、石、街、宙
根源では同じ血統
いつまでもどこまでも
エッセンシャルであれ!
守
りたい
きみの大切な
友達、家族、親戚、守護霊、神様を
育
みたい
天真爛漫で純白な
(きみの悲しい顔も美しく愛しいけれど、きみの微笑みはもっと美しいよ……、ねえ、分かるでしょ?)
きみとぼく
創
ろう!踊りだす、とびっきりな
永久の園を